大分、宮崎で30度超=全国で今年初の真夏日―気象庁
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2025年03月26日 14:31 時事通信社

東・西日本は26日、高気圧に覆われて大半の地域で晴れ、日中の気温が上昇した。気象庁によると、大分県佐伯市・宇目と宮崎県高鍋町で30.3度、同県西都市で30.2度、宮崎市・宮崎空港で30.0度を観測。今年全国で初めて、最高気温30度以上の真夏日となった。
全国統計史上、3月に真夏日になった記録は1999年3月22日に東京都小笠原村・南鳥島で観測した30.2度、同月26日に鹿児島県奄美市・名瀬で観測した30.4度の2回しかない。宇目と高鍋町の30.3度は3月として史上2位の高温記録になった。
この日、真夏日になった4地点は、21日から最高気温が20度台の日が続いていた。宮崎地方気象台の担当者は「暖かい空気に覆われ、十分な日射があったことが要因」と話している。
和歌山県新宮市で29.3度、島根県津和野町で28.1度など、3月の統計史上最高記録を更新する観測点も続出した。主要都市の最高気温は東京都心(千代田区)25.9度、名古屋21.8度、大阪23.7度、福岡22.4度だった。
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