『花まんま』©2025「花まんま」製作委員会鈴木亮平と有村架純が兄妹役で初共演する映画『花まんま』より、鈴鹿央士が撮影現場のリアルな空気感をフィルムカメラに収めた写真が公開された。
ある兄妹の不思議な体験を描いた、直木賞受賞の同名短編集の映画化となっている本作。
フミ子(有村)の婚約者・中沢太郎を演じている鈴鹿が撮影した現場写真には、車の運転席に座る鈴木の表情を後部座席から捉えたアップショット、挙式衣装に身を包んだ鈴木と有村が写真撮影している様子を、絶妙な距離から写真に収めた瞬間。
披露宴会場の高砂席から来場客を写したもの、バージンロードを歩くシーンで、有村をどのように撮影するか前田哲監督が決めている様子、撮影待機中の有村などが収められている。
撮影中の現場の様子について鈴鹿は、「日々の撮影では現場でリラックスしてお芝居できるように作ってくださいました。前田監督は僕たちが何か考えている瞬間に近くに来てくださって、特に声をかけることがなければ、またカメラの方に戻られるんです。そうして常に、俳優部の様子をしっかりと見守ってくだいました。必要な時にはしっかりと言葉を交わしてくださいますし、ご自身の中で明確なビジョンを持っておられる監督だと思います。そのおかげで、とても心地よくお芝居させていただいています」とコメント。
鈴木は、鈴鹿について「央士くんは太郎のようにどこか掴みどころのない、不思議な魅力を持った方です。前田監督が央士くんをキャスティングした理由は、現場で一緒にいればいるほど分かりました。真剣なのかそうでないのか、ふざけているのか本気なのか、その境目が曖昧で、常にどこか揺れ動いているような存在なんです。その独特な空気感がとても面白くて、一緒にいるとつい笑ってしまいます」と人柄について明かしている。
『花まんま』は4月25日(金)より全国にて公開。
(シネマカフェ編集部)