
【動画】新たなウルトラマンが誕生! 『ウルトラマンオメガ』特報PV
昭和から平成、平成から令和へと世代を超えて愛されてきた「ウルトラマン」。シリーズ誕生から60年の節目を目前にした2025年7月、新たな特撮ドラマ『ウルトラマンオメガ』が、日本のみならず世界同時期放送・配信で幕を開ける。
ヒーローも怪獣も存在しない地球に、突然「ソラ」から落ちてきた宇宙人。それは、赤き宇宙ブーメラン「オメガスラッガー」をシンボルに持つ、“究極” の名を冠したウルトラマン。それまでの記憶を失った宇宙人「オメガ」は、地球人の姿で現れ、「ソラト」と名付けられる。「ソラト」は初めて触れ合う生命体である「地球人」を理解しようと、興味津々に人々を見つめる。
ときに出現する巨大生物、ソラトの失われた記憶から蘇る「怪獣」という言葉。次々と出現する巨大生物「怪獣」を目の前にして、無意識に使命感を掻き立てられるソラトは「ウルトラマンオメガ」に変身し、シャープでパワフルな戦いを繰り広げていく。
一方で地球人も、初めて遭遇する巨大生物と赤きスラッガーで戦う巨人が何者なのかを理解しようと、あらゆる視点からその姿を見つめる。やがて結ばれる「宇宙人と地球人」のバディ。ソラトと平凡な青年。見つめ合い響き合うバディの心を通して、「ウルトラマンがなぜ地球を守るのか?」の問いに迫る意欲作だ。
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変身後は、頭部に備えた赤い「オメガスラッガー」を武器に、切れ味鋭い、爽快な戦いを繰り広げる。ソラトの姿でもオメガの姿でも、誰かと向き合う時はまず、手のひらを相手に向けてじっと見つめ観測する仕草「オメガスコープ」を取るのが特徴的だ。身長50メートル、体重5万トン。必殺技は、両手を組んで放つ「レティクリュート光線」。
ウルトラマンオメガの地球人の姿となる主人公「オオキダ ソラト」を演じるのは、俳優・近藤頌利(こんどう・しょうり)。近藤は「幼少期、母子家庭でひとりっ子だった僕の家での遊び相手はウルトラマンのソフビでした。母親が買ってくれて、朝にウルトラマンそれぞれの名前を教えてくれたことを今でも覚えています」と振り返り、「そんな近藤少年に伝えたい!『大人になったらウルトラマンになるんだぞ!』と。7月から僕はオオキダソラトとして、ウルトラマンオメガとして地球を救います」と喜びのコメント。
メイン監督は、「ニュージェネレーションウルトラマンシリーズ」でおなじみの武居正能(たけすえ・まさよし)。武居監督は「20年以上ウルトラマンシリーズに携わってきて、私の最大のテーマを作品に込めました。ウルトラマン自身を描く物語。今回の『ウルトラマンオメガ』では、『なぜ地球を守るのか』『なぜ地球人と共に戦うのか』をウルトラマン自身が考え模索していく『目覚めの物語』を目指しています。親しみやすい登場人物たち、インパクトのある怪獣、王道ストーリーを通して、子どもにも大人にも楽しんでもらえる作品になっていると思います」と語っている。
シリーズ構成は、根元歳三(ねもと・としぞう)と足木淳一郎(あしき・じゅんいちろう)が担当。根元は多くのアニメ作品でシリーズ構成および脚本を担当。円谷プロ作品では、『ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦! ベリアル銀河帝国』に脚本協力として初参加。『ウルトラマンジード』でTVシリーズに初めて脚本として参加して以後、多くのニュージェネレーションヒーローズ作品に参加。映画『ウルトラマントリガー エピソードZ』、TV・映画『ウルトラマンデッカー』でも武居監督とタッグを組んで作品を送り出している。
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本作は日本国内でのテレ東系6局ネットでの放送と合わせ、世界同時期放送・配信を実施。前作『ウルトラマンアーク』からさらにローカライズ言語を増やし、国内外を問わず世界中のファンへ、ほぼ同じタイミングで最新作を届ける。吹き替え版は、英語・中国語・広東語・台湾語・韓国語・タイ語・インドネシア語・ベトナム語・マレー語・ヒンディー語の全10言語で制作。字幕版は、英語・中国語・韓国語・タイ語・インドネシア語・ベトナム語・マレー語・ヒンディー語・フィリピン(タガログ)語・スペイン(ラテンアメリカ)語・ブラジル(ポルトガル)語・ドイツ語・フランス語・スペイン語の全14言語での制作を予定している(※事情により変更になる場合有り)。
このたび、主人公ソラトとウルトラマンオメガがポーズをとりながら並ぶティザービジュアルを解禁したほか、「目覚めの刻」を迎えた新ヒーローの息吹を感じることができる特報PVを、公式YouTubeとウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」にて公開。併せて、主演・近藤頌利、メイン監督・武居正能によるスペシャルインタビュー映像も「TSUBURAYA IMAGINATION」にて公開した。
『ウルトラマンオメガ』は、テレ東系6局ネットほかにて、7月5日より毎週土曜9時放送。
国内配信サイト:TVer、ネットもテレ東、TSUBURAYA IMAGINATION、YouTubeウルトラマン公式チャンネルほか。
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<コメント全文>
■近藤頌利(ソラト役)
オオキダ ソラトを演じます近藤頌利です。まず「ウルトラマン」に変身できることをとても幸せに思います。幼少期、母子家庭でひとりっ子だった僕の家での遊び相手はウルトラマンのソフビでした。母親が買ってくれて、朝にウルトラマンそれぞれの名前を教えてくれたことを今でも覚えています。そんな近藤少年に伝えたい! 「大人になったらウルトラマンになるんだぞ!」と。
7月から僕はオオキダ ソラトとして、ウルトラマンオメガとして地球を救います。魅力的なキャラクターができたと思います。子どもも大人も楽しめる作品です。ご期待ください!
■武居正能(メイン監督)
今回3シリーズ目のメイン監督を務めることになり、幸せと熱い思いでいっぱいです。20年以上ウルトラマンシリーズに携わってきて、私の最大のテーマを作品に込めました。ウルトラマン自身を描く物語。これまでメイン監督を務めた『ウルトラマンR/B』『ウルトラマンデッカー』では地球人の若者たちを中心に、地球人がいかに危機を脱していくかという王道成長物語でしたが、今回の『ウルトラマンオメガ』では、「なぜ地球を守るのか」「なぜ地球人と共に戦うのか」をウルトラマン自身が考え模索していく「目覚めの物語」を目指しています。
親しみやすい登場人物たち、インパクトのある怪獣、王道ストーリーを通して、子どもにも大人にも楽しんでもらえる作品になっていると思います。新しいウルトラマンの活躍にどうぞご期待下さい!
■根元歳三(シリーズ構成)
前回シリーズ構成を担当した『ウルトラマンデッカー』では王道、正統派を目指したので今回は変化球を……と思ったのですが、これはこれで王道だったような気もしています。とは言え、何をウルトラマンの王道と感じるかは人それぞれだとも思います。基本は初代なのでしょうが、どの時代の、どのウルトラマンを見ていたかにもよるのでしょうし。自分は昭和世代ですが、平成にも影響を受けていますし、ニュージェネも好きです。そんなウルトラマンへの想いを込めてみました。オメガも見てくれた子どもたちにとっての王道になれたら嬉しいです。
■足木淳一郎(シリーズ構成)
人生の半分以上をウルトラマンと共に過ごし、今回またウルトラマンの新たな歴史の1ページに携わらせていただける事に最大限の幸福を感じております。子供の頃に憧れたヒーロー。大好きだった怪獣たち。その魅力は何だったのか。『ウルトラマンオメガ』という作品は自分にそんな事を思い出させてくれた気がします。大人のみなさんにはそういった懐かしさを、子供のみんなには大人になった時に懐かしめるような新たなワクワクを届けられたら嬉しく思います。一緒にソラトを、そしてウルトラマンオメガを応援しましょう!