「伝説の編集者」森永博志が死去、アンリアレイジ森永邦彦が追悼

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2025年04月24日 12:11  Fashionsnap.com

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ANREALAGE公式インスタグラムより

Image by: ANREALAGE
 作家・編集者の森永博志が、75歳で死去した。甥で「アンリアレイジ(ANREALAGE)」デザイナーの森永邦彦が、4月23日にブランドの公式インスタグラムで報告した。

 1950年生まれの森永博志は、雑誌「ポパイ」や「ブルータス」の特集、「プレイボーイ」のロングインタビューといった編集者として活躍し、「月間小説王」の創刊や「スネークマンショー」カセットブックなどあらゆる編集を手がけてきた。1986年には山崎眞行のサクセスストーリーを描いた小説「原宿ゴールドラッシュ」で作家デビューし、後に映画化。著書に「ドロップアウトのえらいひと」「やるだけやっちまえ!」「ONE PLUS ONE」「自由でいるための仕事術」などがある。その破天荒な生き様と、独自の視点でファッションや音楽などのカルチャーをピックアップする感性から、「伝説の編集者」と呼ばれた。
 邦彦氏はインスタグラムで「昨晩、伊勢佐木町の自宅で亡くなっているのが見つかりました。死後数日がたっていました」と投稿。失踪癖があり、ドロップアウトを自ら選んで行っていた博志氏についてのエピソードのほか、アンリアレイジのパリコレクションデビューの背景には、独自の人脈を持つ博志氏の存在があったことも綴っている。告別式は邦彦氏が喪主を務め、4月24日に都内の寺院で行われる予定だという。

アンリアレイジ:公式インスタグラム

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