太田格之進が続投。クラフト・バンブー・レーシングが2025年スーパー耐久参戦体制を発表

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2025年04月24日 13:40  AUTOSPORT web

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2024年からスーパー耐久シリーズに参戦を開始したクラフト・バンブー・レーシングのメルセデスAMG GT3
 4月24日、クラフト・バンブー・レーシングはENEOSスーパー耐久シリーズ2025 Empowered by BRIDGESTONEの参戦体制を発表した。チームは4月26〜27日に鈴鹿サーキットで開催される第2戦『SUZUKA S耐』から登場し、ST-Xクラスのチャンピオンを目指す。

 香港を拠点とするクラフト・バンブー・レーシングは、メルセデスAMGカスタマーレーシングの公式パフォーマンスチームとして、これまで世界各国のGTレースに参戦し、近年ではIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ・パワード・バイ・ピレリやファナテックGTワールド・チャレンジ・アジア・パワード・バイAWSなどで活躍してきた名門チームのひとつだ。

 スーパー耐久シリーズには2024年の富士24時間からFIA-GT3車両が争うST-Xクラスに挑戦を開始し、2度の優勝に加え、2回の表彰台と3回のポールポジションを獲得してランキング2位に輝いている。

 そんなクラフト・バンブー・レーシングが2025年もスーパー耐久シリーズに参戦することになった。すでにエントリーリストには名前が載っていたが、チームは4月26〜27日に鈴鹿サーキットで行われる第2戦から登場し、ドライバーはリー・ジェフリー、太田格之進、オジェイダ・ジェイデンのラインアップを続投。マシンはもちろんメルセデスAMG GT3だ。

 今季は全日本スーパーフォーミュラ選手権やIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権で活躍する太田は、クラフト・バンブー・レーシングでのスーパー耐久2年目に向けて「今年度もクラフト・バンブー・レーシングとともにスーパー耐久シリーズに参戦できることを大変嬉しく思います」とコメントしている。

「昨年度は特に予選で高いパフォーマンスを発揮し、決勝では2度優勝することができました。今季は昨シーズンよりさらに上の成績を残せるように全力を尽くします」

 また、長年チームとともに戦ってきたジェフリーは「昨シーズンはあと一歩でタイトルに届かなかっただけに、今年は絶対に優勝を勝ち取りたいという強い気持ちで臨む。チーム全員が全力を尽くすつもりだし、僕自身もその覚悟だ。今週末の鈴鹿での開幕が待ちきれませんし、ふたたびカク(太田格之進)やジェイデンと一緒に戦えるのも楽しみだよ」と意気込む。

 メルセデスAMGジュニアドライバーのジェイデンは「鈴鹿でスーパー耐久シリーズに参戦できることに、とても興奮している! 昨年は非常に競争力のあるシーズンを送ることができたから、今年もチーム全員が高い目標を持っていると思う。鈴鹿サーキットで走るのは初めてなので、この機会はとても楽しみで、また新たな素晴らしい日本のサーキットを学べるチャンスだと思っている」と語った。

 そして、クラフト・バンブー・レーシングでゼネラルマネージャーを務める畠山修一氏は「今シーズンのスーパー耐久シリーズ開幕を迎えられることを心より嬉しく思います。本シリーズは、チームワーク、安定性、そして緻密な戦略が問われる舞台であり、私たちはこれらの精神を常に大切にしながら臨んでおります。すべてのレースが新たな挑戦であり、初戦から全力を尽くして、勝利を目指して戦ってまいります」としている。

 なおチームによると、シーズン中のドライバーラインアップには若干の変更がある予定とのことで、こちらの詳細は後日発表が行われるという。

[オートスポーツweb 2025年04月24日]

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