“音楽の聖地”日比谷野音、建替え再整備で10月1日から使用休止へ 9月にファイナルコンサート開催
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2025年04月24日 14:28 ORICON NEWS

日比谷野音、9月にファイナルコンサート&クロージングイベント実施へ 東京・日比谷公園大音楽堂(通称:日比谷野音)が、再整備工事に着手するため、2025年10月1日から使用休止になることが決定した。これを受け、「3代目野音」にゆかりのあるアーティストによるファイナルコンサートが開催されることが24日、発表された。
【写真】日比谷野音の100周年を祝うスペシャルRAPを披露したKREVA 同所は大正12年(1923年)7月に日本初の本格的な野外音楽堂として開設。以来、幅広い音楽分野の公演や 数多くの舞台・行事などを催してきた。これまでに2度の改築を経て、現在は“3代目大音楽堂”として、2023年に開設100周年を迎えていた。当初は24年10月から使用休止を想定していたが、建て替えを担う民間事業者の公募の不調のため、休止が延期されていた。
9月には、「ロックの聖地」「フォークの殿堂」と言われ、数々の歴史を刻んできた「3代目野音」のクロージングとして、「野音」にゆかりのあるアーティストによるコンサートを開催。また愛着を持つオールドファンから若者たちの記憶に留めるために、館内を開放し、自由に見学できる日比谷野音オープンデーも実施する。詳細は今後発表されるという。
“音楽の聖地”として称される野音の舞台では、キャロルの解散コンサート、キャンディーズの解散宣言、尾崎豊のステージ飛び降り事件など、伝説のステージが数多く生まれた。
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