「新たな国家ビジョン」策定に向けた会議であいさつする自民党の森山裕幹事長(左)=24日、東京・永田町の同党本部 自民党は24日、今年11月の立党70年に合わせて発表する「新たな国家ビジョン」の策定に向けた会議の初会合を開いた。森山裕幹事長は「立党100年の未来を見据え、党のあるべき姿や国家像について議論したい」と述べた。
会議の名称は「激動する世界のなかで日本の未来を創る新たな国家ビジョン策定本部」で、24日は役員会を開いた。本部長に森山氏、座長に斎藤健前経済産業相、起草委員長に中曽根康隆青年局長が就いた。今後、総裁経験者や有識者から意見を聴取する。
自民党は1955年11月15日、当時の自由党と日本民主党の「保守合同」により結成。森山氏が今年3月の党大会で、新国家ビジョンをまとめる方針を示していた。