間質性肺炎急性増悪で自宅静養していた歌手ささきいさお(82)が24日、都内で芸能活動復帰会見を行った。「まだ神様は俺のことを見捨てていなかった。俺は運がいいんだと思った」と振り返った。
1月23日昼ごろ、都内の仕事場に地下鉄で向かっていた時、九段下駅前で気絶した。気づくと次の飯田橋駅まで乗り越していた。自力で自宅に戻り倒れ込んだ。夫人がすぐに救急車を呼んだ。間質性肺炎急性増悪と診断され緊急入院。集中治療室(ICU)で、3日間治療を受けた。
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間質性肺炎急性増悪(かんしつせいはいえんきゅうせいぞうあく)は風邪やインフルエンザ罹患(りかん)などをきっかけに、間質性肺炎の症状が急激に悪化すること。間質性肺炎は、肺胞の外側の壁部分「間質」に炎症がおこり、肺が硬くなって血中に酸素を取り込みにくくなる。悪化すると肺の機能が著しく低下し、空咳が増えたり息苦しさが増したりする。呼吸不全を起こすこともある。
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