後半から登場の南野拓実は攻撃を活性化も…CL出場権を争うモナコ、手痛い2戦連続ドロー

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2025年04月27日 04:25  サッカーキング

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モナコ所属の南野拓実(撮影は前々節マルセイユ戦) [写真]=Icon Sport via Getty Images
 リーグ・アン第31節が26日に行われ、モナコはル・アーヴルの本拠地に乗り込んだ。

 モナコは前節終了時点で16勝6分8敗を記録し、勝ち点「54」を獲得。現在の順位は3位となっているが、4位のニースには今節を消化した段階で勝ち点で並ばれており、5位のリールとは勝ち点差「1」、6位のリヨンとは勝ち点差「3」という状況。来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を手にするため、残る4試合はきっちりと白星を重ねたい。

 今節は、前節終了時点で8勝3分13敗の勝ち点「27」で16位に沈み、残留争いに身を置くル・アーヴルと敵地で対戦。モナコに所属する南野拓実は、欠場した試合を除くと、15試合ぶりにベンチから出番を待つ。

 試合は22分に動く。ル・アーヴルはペナルティエリア左でアハメド・ハッサンがボールをキープし、後ろへ落とすと、イッサ・スマレが左サイドへ広げる。ジュニオール・ムワンガがクロスボールを上げると、動き直していたハッサンがニアサイドでヘディングシュートを叩き込み、ホームチームのル・アーヴルが先手を取った。

 モナコは1点ビハインドで後半へ折り返すと、ハーフタイム明けにはエリース・ベン・セギルを下げて南野をピッチへ送り出す。60分には南野にビッグチャンスが到来。ブリール・エンボロからのスルーパスで右サイドを抜け出したミカ・ビエレスが中央へ折り返すと、このボールに南野がフリーで反応。右足を振り抜いたが、シュートはGKマチュー・ゴルジュランに阻まれる。

 それでも、モナコは直後の61分、南野の左サイドでの粘りからマイボールのスローインを獲得すると、ボックス内でボールを収めたビエレスが逆サイドへ繋ぎ、最後はヴァンデルソンが右足で狙う。ディフレクションした一撃はGKゴルジュランに弾き出されたが、こぼれ球をビエレスが押し込み、試合を振り出しに戻した。

 その後はモナコが幾度となくゴールを脅かしながら、ル・アーヴルもカウンターでわずかなチャンスを作り出す構図となったが、これ以上の得点は生まれずにタイムアップ。CL出場権獲得を目指すモナコとしては、痛すぎる2試合連続のドロー。一方、残留が目標のル・アーヴルにとっては、上位のモナコ相手に大きな勝ち点「1」の積み上げとなった。

 次節、モナコは5月3日にサンテティエンヌと、ル・アーヴルは4日にオナイウ阿道所属のオセールと、それぞれ敵地で対戦する。

【スコア】
ル・アーヴル 1−1 モナコ

【得点者】
1−0 22分 アハメド・ハッサン(ル・アーヴル)
1−1 61分 ミカ・ビエレス(モナコ)

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