『ナビクル』ブランドのカラーリングとなったATEAM Buzz Racing 4月28日、ATEAM Buzz Racingは2025年の参戦体制を発表した。今季はFIA-F4、レーシングカートに加え、KYOJO CUP、F110 CUPに参戦。エイチームホールディングスの林高生代表取締役社長をメインパートナーとして、数多くの協賛を得て若手を育成、さらにドライバーたちが力を発揮できる、戦っていける環境を整えていく。
ATEAM Buzz Racingは『ひとりでも多くの子供達、若者達にモータースポーツの楽しさ、感動を伝えたい』をスローガンに、若手育成を主軸にモータースポーツの普及活動を継続していく。今シーズンは日本、中国、タイのドライバー陣営で昨年同様国際色豊かな体制で活動し、エイチームホールディングス、スマイルアップ不動産、他パートナー企業とチーム、選手、スタッフ、応援するファンがひとつになり“世界に挑戦”という理念のもと戦っていく。
また今シーズンは、カラーリングを一新。車査定・車買取サイトの『ナビクル』のカラーリングをマシンに施し『ナビクル』ブランドを身にまとい戦っていく。
2015年の開催初年度から参戦するFIA-F4をはじめさまざまなカテゴリーで若手を育てているATEAM Buzz Racingは、今季はFIA-F4、カートに加えフォーミュラカーで争われることになったKYOJO CUP、さらに2023年までのFIA-F4車両である童夢F110を使うF110 CUPに挑む。
参戦11年目となるFIA-F4では、アメリカ、ケンタッキー州生まれの20歳のドライバーである松井啓人を起用する。海外、アジアでのレーシングカートでキャリアをスタートし、全日本カート選手権を経験したのち、2024年はスーパーFJで2位の実績を残している。
また、新たな挑戦カテゴリーとして今季からフォーミュラで争われるKYOJO CUPに参戦する。ドライバーには、中国出身の17歳のドライバー、ザオ・ジョウン・チンを起用する。2024年には中国でレーシングカートのFS125クラスでランキング2位となり、日本ではシニアマックスを経験。今季は四輪にステップアップ。KYOJO CUPに初挑戦する。
F110 CUPについては、7月の第3戦から参戦を予定する。ドライブするのは、2024年にATEAM Buzz RacingからスーパーFJに参戦したタイの17歳、アキ・ジトラヌワットだ。日本での2年目のシーズンをスタートさせ、FIA-F4、フォーミュラ・リージョナル参戦も視野に入れて挑戦していく。
レーシングカートでは、今シーズンもジュニアドライバーのステップアップを目的に、多くのジュニアドライバーたちが鈴鹿カートレース選手権や、石野SLシリーズ等、各地でスキルアップを目的に参戦。シーサイドサーキットのプログラムからも昨年同様カートにステップアップする。
「今シーズンもATEAM Buzz Racingとして、FIA-F4選手権ならびに新たに挑戦するKYOJO CUP、F110 CUPの各選手権、レーシングカート選手権に参戦させていただけること、これも林様はじめ、株式会社エイチームホールディングス様、各スポンサー様、関係者様のご協力があってこそです。いつもご協力、ご協賛いただきましてありがとうございます。心から感謝申し上げます」と長谷川謙一代表。
「全カテゴリーのドライバーたちは各々、各カテゴリー初挑戦になります。例年よりルーキードライバーが多く、近い将来ビックカテゴリーにいつでも挑戦できるように、果敢にチャレンジできるドライバーに育ってもらえるように、自分の力を発揮できる、戦っていける環境を整えていきたいと思います。まずはレースへの取り組みや考え方、そして心から楽しんで走ることを大切に育んでいきたいと思います」
「我々の今シーズンの熱い戦いに期待していてください。いつも応援いただき、誠にありがとうございます! 引き続き、応援の程、宜しくお願い申し上げます」
チーム名:ATEAM Buzz Racingエントラント:Buzz Racingパートナー:林高生(株式会社エイチームホールディングス/代表取締役社長)チーム代表:長谷川謙一チームマネジャー:菊地哲也メンテナンス:Giddy Up/AKIRAND/Eiwa Racing Service運営企画:Buzz Factory株式会社
FIA-F4松井啓人(20歳)2004年9月2日アメリカ生まれ 大阪在住
KYOJO CUPザオ・ジョウン・チン(17歳)2008年2月14日中国生まれ 北京在住
F110 CUPアキ・ジトラヌワット(17歳)2007年12月2日タイ生まれ バンコク在住
Racing Kart山中星輝(14歳)/山本亜偉瑠(15歳)/木戸琢磨(18歳)/鈴木颯(13歳)
[オートスポーツweb 2025年04月29日]