日本バレーボール協会の川合俊一会長（62）が、29日までに自身のインスタを更新。
27日のSVリーグ・プレーオフ男子準決勝「サントリー−名古屋」で、サントリーが勝利。その一戦でルール適用に誤りがあったと認め、SVリーグ側が謝罪する文書を発表していた。
川合会長は、続けて個人的な意見を述べた。
「もう少し人間味のあるジャッジの仕方に改善する議論は、今後あっても良いかと思います。ですが現段階のルールに沿えば、あの場面での審判の判断は完全に間違っていたとは言えません。うろ覚えですが、ラグビーの試合では選手が反則に近い事をした時に、審判は次に同じ事をしたら反則取りますよと予告注意をするそうです。バレー界も選手と審判の信頼関係の向上に努めなければならないと今回痛切に思いました」
「これは我々バレーボール協会の仕切りの大会でも同じですが、いま何に対して反則があったのか会場の方々が十分に分からないままプレーがスタートする事があります。今回も同じ事が起こりました。分からないまま進んでしまう試合ほどイライラする事はありません」
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「バレーボールに詳しい方なら分かるかもしれませんが、あまりルールは分からないけど、バレーボールや選手が大好きだから観戦にいらっしゃるファンの方も多いと思います。分かる人にだけ分かればいいという考えは今後なくしていき、大事な場面はもう少し分かりやすく時間をとって、説明をしなければいけないと思います。これはバレー界全体の反省点であります」
「人間だから失敗をする事もあります。ですがこのような反省点を今後に生かしてより良い競技として、ファンの皆さまに愛されるようにする事が我々のすべき課題であると思っています」
「そしてこの場を借りて話がいったん少しそれますが、西田選手や山内選手が苦言を呈している事も耳にしておりますし、不満を抱えている選手も多くいる事と思います。ジェスキー選手や外国人選手への配慮も欠けていたかもしれません」
「選手の声も拾えとのご指摘頂いておりますが、私が直接介入する事はできませんが、選手達が改善して欲しい事は大いに話し合い議論をぶつけるべきだと思っています。世界最高峰のチーム作りはまだ始まったばかりですので、意見は交わしていくべきだと思います」
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