ビートたけし(78)は、11日、MCを務めるテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。ドジャース大谷翔平投手(30)とロバーツ監督の関係性をめぐり、巨人時代の師弟関係で知られた元監督の川上哲治氏と長嶋茂雄・終身名誉監督の関係性に重ねた。
この日の放送は、大谷や山本由伸投手(26)佐々木朗希投手(23)のドジャース侍トリオを特集。古田敦也氏と元メジャーリーガー五十嵐亮太氏の分析を踏まえながら、出演者が語り合う内容となった。
トークの中で五十嵐氏は「ロバーツ監督は大谷選手をすごくほめるんですが、ミスをするとしっかり指摘する。本人に言えばいいのに、会見の場で言う。『大谷の走塁が悪かった』とか。でもこれは多分、大谷選手がチームの中心になっているので、彼を注意することで(他の選手が)『大谷が注意されたので、おれたちもしっかりやらないと』という気持ちになると思うので、あえて会見で言われている」と、ロバーツ監督の意図を分析した。
するとたけしは「川上さんみたいだな」と応じ、「川上さんは、長嶋さんを呼んで『お前のことをみんなの前で怒るけど気にするな』と。『お前を怒らないとみんなが締まらない』『本当は怒りたくないけど、頼むから文句を言わせてくれ』と言って、みんなの前で『おい、シゲ』と、怒ったって」と、川上氏と長嶋氏のエピソードを明かした。
五十嵐氏は、たけしの主張に納得した様子で、大谷とロバーツ監督の関係について「めちゃくちゃいい。キャンプ中もドッキリのやり合いだった」と、指摘した。
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今年、ドジャースでは、大谷が出演しているCMの「デコルテポーズ」を、セレブレーション時に大谷を含め選手たちが披露しているが、たけしは自身の持ちネタ「コマネチ」のしぐさをして、出演者は爆笑。ともにMCを担当するエッセイスト阿川佐和子が「(大谷に)コマネチをやってもらったらいいですね」と述べると、古田氏も「大谷は、やってくれますかね」と笑いながら応じていた。
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