DAY1のトップバッターは昨年デビュー20周年を迎えた木村カエラ。満員御礼の客席を見渡し、「短い間だけど、みんな一緒に楽しもう!」と呼び掛け、疾走感漂う「TODAY IS A NEW DAY」から大盛り上がり。MCでは「浜田さんを見るとすごく元気をもらう、不思議だよね」と語り、浜田の息子であるハマ・オカモトにバックバンドでベースを弾いてもらったこともあってか、「2人とも本当に素敵で、親子でフェスに出るとかすごくない?」とリスペクト。その後も「Sun shower」や、「リルラ リルハ」「Magic Music」とアッパーなナンバーで沸かせ、「Butterfly」では多くの人が手を振り歌った心温まる風景を演出。今年の『ごぶごぶフェス』の幕開けを飾った。
1曲目の「P.A.R.T.Y. 〜ユニバース・フェスティバル〜」から躍動感たっぷりに魅せたDA PUMPは、「Dream on the street」でも縦横無尽に舞い踊り、その文句なしの楽しさと華やかさは、フェスに打ってつけのアクトであることを再認識させた。TOMOは昨年の『ごぶごぶフェス』をプライベートで見に行ったほどのフリークで、「まさかここに立てるとは思ってなかったので、めちゃくちゃうれしいです!」と喜びを爆発させる。
「ごきげんだぜっ! 〜Nothing But Something〜」、「if…」、「Feelin' Good -It's PARADISE-」の3連発では、平成のヒットチューン祭りに大盛り上がり。ラストは、彼らをシーンの第一線へと呼び戻した「U.S.A.」。突如乱入した浜田に『ごぶごぶラジオ』のメンバーも加わり、最終的には全員でボックスを踏む笑いの絶えないコラボとなった。
いわく「ラジオでは共演してますけど、物理的に隣にいるのを皆さんに見られるのは今日が初めて」という初の親子フェス共演に、終始「やりにくいわ〜」と返す浜田だったが、親子でセッションした「春はまだか」は、まぎれもなくこの日のハイライトだったと言えるだろう。最後は出演者が次々と呼び込まれ、H Jungle with tの大ヒット曲「WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント〜」を、アーティストもオーディエンスも一体となって大合唱。木村カエラやDA PUMPのTOMOも感極まるなか、親子共々感謝を述べる感動的なラストシーンで初日を締めくくった。
なお、H Jungle With tのシングル「WOW WAR TONIGHT〜時には起こせよムーヴメント」(1995年3月15日発売)は、累積213.8万枚を売り上げたダブルミリオン突破作品。1995年の「オリコン年間シングルランキング」で2位(期間内売上210.3万枚)を記録した(累積売上は2025年5月12日付)。
■DAY1セットリスト ・木村カエラ M1. TODAY IS A NEW DAY M2. Sun shower M3. リルラ リルハ M4. Magic Music M5. Butterfly M6. Twenty
・DA PUMP M1. P.A.R.T.Y.〜ユニバース・フェスティバル〜 M2. Dream on the street M3. ごきげんだぜっ! 〜Nothing But Something〜 M4. if・・・ M5. Feelin’ Good -It’s PARADISE- M6. U.S.A.(LONG ver)
・GENERATIONS M1. Two Steps Back M2. Diamonds M3. Hard Knock Days M4. EVERGREEN 2.0 M5. MY GENERATION M6. SUMMER TIME LOVE M7. AGEHA M8. Y.M.C.A. M9. NOW or NEVER