
普通、ボーナスの金額は会社の業績や個人の成績によって決まるものだが、仕事とは関係ない、どうでもよさそうな要素まで加味されて決まってしまうことがあるようだ。
東京都の60代男性が投稿を寄せた。以前働いていた会社でのこと。新しく入社した経理担当者が、男性のボーナス額が、男性の同僚だけでなく新人よりも低いことに気づいたという。(文:西荻西子)
「彼は仕事だけすればいいと思っている感がある」
そこで経理担当者が、男性の上司に「査定が間違っていないか」と確認したところ、思いもよらぬ理由が返ってきた。
「彼は仕事だけすればいいと思っている感があり、麻雀やゴルフに一度も参加しない」
|
|
その上で「ボーナスは査定で決まるから間違っていない」とまで言われたという。
麻雀やゴルフなど、仕事外の付き合いへの参加が賞与に影響するというのだ。もちろん男性はそんな説明を受けたことはなく、経理担当からこのやり取りを聞いて初めて知ったという。
それまで男性は、低いボーナスについて「そういうものだ」と受け止めていた。だが、この話を聞いて納得できるわけがなかった。
「すぐに退職届を出しました。上司はいくら欲しいんだと聞いてきたけど、諸般の事情なのでと退職しました」
ここで希望金額を伝えたら査定がアップしたのだろうか。ただ、これまでの様子だと、一時的にアップしたとしてもまたすぐに何か理由をつけて下げてくる可能性がある。こんな会社ではやっていられないだろう。
|
|
※キャリコネニュースでは「職場で『それ、おかしくない?』と思った瞬間」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/05M7KBP7