諏訪大社下社春宮一の御柱に決まったもみの木と、木遣りを披露する下諏訪町木遣り保存会員=12日、長野県下諏訪町 長野県下諏訪町で12日、2028年に行われる諏訪大社下社(同町)の御柱祭に使う巨木を決める「下社御柱用材仮見立て」が行われた。同町の国有林から巨大なもみの木の提供を受けるもので、一連の御柱祭で最初の行事となる。
諏訪大社下社の宮司が林の中を先頭を切って歩き、御柱用材を見立て、現場で氏子らの承認を受け決定。この日は幹回り約3.5メートル、高さ約25メートルを超える木を含め計8本が決まり、木札がかけられ、木やりが披露された。
今後は本見立てや伐採を経て、28年に木落し、山出し、里曳きなどの行事が行われる。