『葬送のフリーレン』が『パワプロアプリ』とコラボ フリーレン公式Xの大喜利投稿が止まらない

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2025年05月12日 17:50  リアルサウンド

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『葬送のフリーレン』公式X(@FRIEREN_PR)より

 KONAMIを代表する野球ゲーム「実況パワフルプロ野球」シリーズのスマホ版、通称『パワプロアプリ』と漫画『葬送のフリーレン』のコラボが話題となっている。『葬送のフリーレン』から、主人公フリーレンとその弟子フェルン、戦士のシュタルク、そして七崩賢(しちほうけん)の1人であるネクロマンサー・断頭台のアウラの4名がパワプロデザインとなって登場。


参考:【画像】フリーレン様、野球のルールはご存知ですか? 「暴投のフリーレン」のピーキーな能力がすごい


 フリーレンのぬいぐるみを使った「○○のフリーレン」で人気を博している『葬送のフリーレン』のX公式アカウントにて、このコラボに関した一連の投稿が累計20万以上のいいねを集め大きな話題を呼んでいる。


 まずはピッチャーとして制作された暴投のフリーレン。金色に輝く特殊能力いわゆる”金特”を複数持ち合わせるだけでなく、変化球には一般攻撃魔法と言われながらも高い殺傷力を持つ魔術「ゾルトラーク」をオリジナル変化球として習得しているものの、制球力は壊滅的。荒れ球によって凡打や三振の山を築くのか、デッドボールによって怪我人の山を積むのか気になるところである。


 翌日に投稿されたプレイ画面は、「断頭台」を登録名としたアウラがバッターボックスに立ち、ピッチャーはフリーレン、キャッチャーはフェルンが担当。この画像ではこれからフリーレンが4球目を投げる位置を決めようとしているところだ。1〜3球は顔付近にゾルトラークを3球投げ込んでいる。コントロールミスかと思いきや4球目の投球カーソルがアウラの顔付近にあることからも、高い殺意を持って投げ込んでいるようだ。


 作中でも分かり合えない思想を持つアウラに対して強い嫌悪感を抱いていたフリーレンだが、それはパワプロの世界となっても変わらないようだ。この投稿は10万いいね(5月11日13時時点)を集めた。


 その後もフリーレンXアカウントの『パワプロアプリ』投稿は続く。スタメン表を映した画像の「葬送」チームには「女房のフリーレン」や「逃走のフリーレン」といった選手が名を連ねている。フリーレンの”逃走”といえば、紅鏡竜(こうきょうりゅう)の話を思い浮かべる人も多いのではないだろうか。多数の冒険者を食らった紅鏡竜を退治するため、フェルンがゾルトラークを放つも全くの無傷。これを見たフリーレンは、「やっぱり竜は硬いね。逃げるよ」と一目散に踵を返した。「逃走のフリーレン」も、相手ピッチャーの投球によっては自らベンチへ帰るなんてこともあるかもしれない。


 対する「断頭台」チームには、作中で登場した大魔族のソリテールや七崩賢の1人である黄金郷のマハトらが登場。アウラの配下のドラートやリーニエもスタメンに据えられている。


 ベンチ入りメンバーには「暴走のフリーレン」なる者もいるようだ。ミート力(ボールにバットを当てる技術)・走力が高い。1番バッターや代走として理想的な能力を持っていると言えるだろう。しかし、名の通り暴走気味なのであれば、毎度ミミックに捕まるくだりよろしく、タッチアウトも厭わぬ走塁を見せるのかもしれない。


 アウラがピッチャー、フリーレンがキャッチャーとして登場した場面も投稿されている。バッターボックスに立つフェルンの能力値は最高ランクである”S”ばかりが並んでいる。日本球界を代表するレジェンド落合博満がモデルの神主打法の構えを見せており、ボールが先行しているのをみるに、慎重な配球をしているようだ。威圧感漂う堂々とした立ち姿にアウラも恐れをなしたのか、4球目は外角高めに大きくウエストしている。


 残念ながら、このコラボでパワプロ化したシュタルクは『葬送のフリーレン』公式Xには未だ登場しておらず、作中になぞらえてか少々雑な扱いを受けているのかもしれない。今回登場しているアウラは、膨大な魔力を有しており、並の魔術師や戦士では太刀打ちできないほど強力である。猟奇的な性格であるものの、可愛らしいビジュアルからファンも多い。14話からと比較的序盤に登場するので、『葬送のフリーレン』を読んだことがない人はひとまずコミックス3巻まで手を伸ばしてみるのもいいだろう。


(文=瀬川隆芽)



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