<B3プレーオフ:新潟56−66東京Z>◇12日◇準決勝◇3日目◇アオーレ長岡
新潟は東京Zに56−66で敗れ、通算1勝2敗になり決勝進出を逃した。岩手との3位決定戦(17〜19日、岩手・盛岡タカヤアリーナ)に回り、ここで2戦先勝するとB2昇格が決まる。
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コート上の新潟のメンバーは試合終了と同時に肩を落とした。競り合いが続いたが、最後は力尽きたように点差を10点に広げられた。
45−47と2点ビハインドで迎えた最終の第4クオーター(Q)、開始1分もたたないうちに連続5失点すると鵜沢潤監督(43)はたまらずタイムアウト。だが、失った主導権を取り戻すことはできなかった。
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東京Zの3点シュートの成功率41・4%に対し、新潟は34本中成功7本で成功率は20・6%。11日の2戦目の成功率は7・1%と、1戦目で勝利したものの、2、3戦目は3点シュートの精度の低さが響いた。鵜沢監督は「自信を持って打つしかない」と選手に奮起を促した。「シュートを打てるパスだったのかどうか。その辺りも改善しないと」と、岩手戦に向けて細部を詰めるつもりだ。
五十嵐は「自分自身がいいプレーができずチームを引っ張れなかった」と厳しい表情。東京ZがB2ライセンスを保持していないため、決勝進出を逃しても、3位決定戦の勝者がB2に昇格する。「これで(昇格が)なくなったわけではない。次ぎ勝つように気持ちを切り替える」。五十嵐はラストチャンスすべてをぶつける覚悟をのぞかせた。
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