エル・クラシコ敗北のレアルに追い打ち…ヴィニシウス＆バスケスが負傷で戦線離脱へ

　レアル・マドリードは12日、スペイン代表MFルーカス・バスケスとブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールの負傷について発表した。

　現地時間11日に行われたラ・リーガ第35節バルセロナ戦（3−4●）に先発出場したバスケスとヴィニシウスだが、前者は84分、後者は88分に交代でピッチを後に。試合から一夜明け、レアル・マドリードはバスケスが左大腿恥骨筋を負傷し、ヴィニシウスが左足首の捻挫を負ったことを発表した。全治時間については現時点で明かされていない。

　スペイン紙『アス』によると、ヴィニシウスの離脱期間は約2週間となる見込みで、ラ・リーガ第36節マジョルカ戦と第37節セビージャ戦の欠場は確実とのこと。現地時間25日に控えるレアル・ソシエダとの最終節に間に合う可能性はあるものの、クラブ内ではリーグ戦残り3試合すべてを欠場するとの見方が強いようだ。一方、バスケスの離脱期間は1週間から10日程度となる見込みで、セビージャ戦で復帰する可能性があるという。

　今シーズン4度目の“エル・クラシコ”に敗れたことで首位バルセロナとの勝ち点差が「7」まで開いたレアル・マドリード。わずかながら逆転優勝の可能性は残されているが、スペイン代表DFダニエル・カルバハル、ブラジル代表DFエデル・ミリトン、オーストリア代表DFダヴィド・アラバ、ドイツ代表DFアントニオ・リュディガー、フランス代表DFフェルラン・メンディ、フランス代表MFエドゥアルド・カマヴィンガと多くの負傷者を抱えている。