
「ラプンツェルは息してないけど イイじゃん、色彩感覚イイじゃん。ラプンツェルは息してないけど」
そんなユニークなコメントと共にSNSに投稿された1枚のぬりえが、注目を集めています。投稿主は、3歳3ヶ月の娘さんを育てるねたろうさん(@srj_mama)。
お気に入りのディズニープリンセス・ラプンツェルを描いたはずのぬりえは、お子さんによって原形をとどめないほどに塗り込まれ、もはや抽象画のよう。
しかしその大胆な色使いや構図に対しては芸術的センスを称える声が多数寄せられています。ねたろうさんに話を聞きました。
|
|
ーーこの塗り絵は?
ねたろう:絵の具遊びをしたいと言われたので一緒に楽しもうと思って始めました。黙々と集中して遊んでいたので、私も隣で自分が担当するプリンセスを塗っていたところ、ふと顔を上げたらラプンツェルが消えていました(笑)。
ーー色や塗り方がユニークです
ねたろう:娘はもっと小さな頃からラプンツェルが大好きで、その影響か、普段から紫色を好んでいるんです。最初はドレスを紫に塗ろうとしていたのですが、そのうちどんどん楽しくなっていろんな紫を試すうちに、ラプンツェルが埋もれてしまったんだと思います。
ーーコメントの中で印象的なものは?
|
|
ねたろう:YouTubeでご活躍なさってる柴崎春道さんの「絵の途中経過みたい」というコメントには笑いました(笑)。他にも「色がきれい」「塗り方が上手」と良いところを見て褒めてくださる方が多くて、私までうれしかったです。娘にも「とっても上手ってみんなが言ってるよ」と伝えたら、照れながら喜んでました。
◇ ◇
SNS上では「ガチめに絵が上手い人ってこういう塗り方するよね」「紫陽花みたいで本当に綺麗」「色の合わせが素敵すぎる」など多くのコメントが寄せられた今回の投稿。
子どもの自由な表現は、思いがけず私たちに「美しさの多様さ」を教えてくれるのかもしれません。
(まいどなニュース特約・青島 ほなみ)
|
|