「阿部さんがTBSの日曜劇場で主演を務めるのは6回目とあって、放送前から期待が高まっていました。しかしメインキャストの永野さんに不倫疑惑が報じられてからは、ドラマに出演し続ける彼女の動向がストーリー以上に注目を集めています。初回放送から世帯平均視聴率は2桁をキープしていますが、制作サイドも想定外のことに頭を悩ませているそうです」(テレビ局関係者)
4月24日発売の「週刊文春」で、妻子ある田中圭(40)との不倫疑惑が報じられた永野芽郁(25)。
記事では2人が手をつないだ写真が掲載され、田中が永野のマンションに入っていく様子も伝えられたが、双方の所属事務所は不倫を否定。永野は自身がパーソナリティを務めるラジオ番組で、田中は有料ファンサイトで報道を謝罪し、疑惑については“誤解”と釈明していた。
しかし5月8日発売の「週刊文春」が「燃え上がる不倫LINE」と題した続報を打ち、“友人以上の関係”を思わせる生々しいLINEのやり取りが掲載されることに。双方の所属事務所は本人に確認をとった上で、“記事に掲載されたやりとりはなかった”と否定したが、騒動が収まる気配は一向に見られない。
そんななか、永野が出演する日曜劇場『キャスター』(TBS系)での“異変”が注目を集めている。
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本作は民放テレビ局の報道番組を舞台に、阿部寛(60)演じる型破りなキャスター・進藤壮一が社会の闇に切り込んでいく社会派エンターテイメント。永野は総合演出の崎久保華を演じており、進藤に振り回されながらも奮闘するという役どころ。
11日の放送回では警察官による暴行事件のもみ消しについて真相を突き止めていくというストーリーだったが、初回放送からAD役として出演していた韓国人俳優キム・ムジュン(26)の姿が見えなくなっていたのだ。さらにエンディングクレジットにもキムの名前はなく、Xではそのことに気づいた視聴者から驚く声が続々。
《え、キムムジュン出てこなかったよね?》
《キム・ムジュン出なくなっちゃった…》
《キム・ムジュンがなんか存在消されててかわいそう》
永野と田中の不倫疑惑をめぐっては、永野の“二股の相手”として報じられていたキム。「週刊文春」の記事では永野のマンションで一夜を過ごしたことが報じられていたが、永野とキムの所属事務所は交際を否定していた。
「キムさんは4話までレギュラー出演しており、セリフもありました。ドラマのSNSにも頻繁に登場していたのですが、永野さんに不倫が報じられてからはめっきり露出が減ってしまっています。『U-NEXT』で独占配信されているサイドストーリー『恋するキャスター』の方には出演し続けているのですが……。
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キムさんは’18年4月期放送のドラマ『ブラックペアン2』(TBS系)でエリート研修医を演じたこともあり、日本での活躍が期待されていた俳優のひとり。もし永野さんとの純粋な熱愛報道でしたら、祝福ムードが広がっていたかもしれません。しかし今回の報道は、“とばっちりを受けた”といっても過言ではないでしょう」(芸能関係者)
いっぽうの永野はといえば、本編に出演し続けているが――。前出のテレビ局関係者は言う。
「今年1月にクランクインした『キャスター』は、4月下旬時点でほとんど撮り終えていたそうです。しかし不倫報道があってからは、永野さんのセリフが“心に刺さらない”など視聴者からツッコミが相次ぐことに。制作サイドもこうした意見に配慮し、視聴者が違和感を抱きにくいようにセリフの言い回しなどを変えるなど、永野さんの再撮影が行われていると聞いています。
永野さんは物語の鍵を握る役を演じていることから、彼女のキャスト変更や降板は難しいのでしょう。また、キムさんがサイドストーリーに出演することで、“棲み分け”の措置が講じられた可能性も考えられます。しかし、世間ではキムさんが不倫報道に巻き込まれたと見る向きが強く、本編への出演が減ってしまったことに“不利益を被っている”と感じる視聴者がほとんどでしょう」
ドラマは間もなく折り返しを迎えるが、どのようなかたちで完走するのだろうか。
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