写真5月13日放送の情報番組「DayDay.」(日本テレビ系)で、中居正広氏がフジテレビ第三者委員会の調査報告書に反論した内容について取り上げ、コメンテーターから「性暴力」という言葉はWHOの定義によるもので「研究者だったり、いろんな議論の積み重ねの中で社会の認識を反映して定義が生まれている」との意見が出た。
12日に中居正広氏が、フジテレビと親会社フジ・メディア・ホールディングスが設置した第三者委員会に対し、調査報告書に書かれた「性暴力」という言葉について「一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為の実態は確認されなかった」と反論し、「中立性・公正性に欠け、一個人の名誉・社会的地位を著しく損ない、極めて大きな問題がある」と指摘したとニュースで紹介。さらに番組では今後、第三者委員会に対しての再調査の要求や裁判などが行われる可能性があるとした。
コメンテーターで、インターネットニュースメディア「The HEADLINE」編集長である石田健氏は「現状だと、どういう意図で、なぜこのタイミングで、そして最終的にどういったところに着地するかをイメージされているか、中居さん側が考えているかというのはわからないので、その点は今後の推移を見守る必要があると思います」とコメント。
そして「ただ『性暴力に関しての一般的なイメージと乖離がある』というところですけれど、もともと第三者委員会はWHOの定義をひいてるわけですね。WHOの定義も誰かがぱっと思い付きでこういう定義でいきましょうと決めたわけではなく、研究者だったり、いろんな議論の積み重ねの中で社会の認識を反映してああいった定義が生まれている。なので、こういったことは重い点ではあるので、その辺りを踏まえて、我々というのは今社会がどういうことをこの問題に対して認識していくのか、性暴力とは何なのかをしっかりと議論して認識を深めていく必要はある」と語った。
元記事はこちら:https://www.narinari.com/Nd/20250595366.html