『MIRRORLIAR FILMS Season7』各地満席続出で拡大上映決定! 新規カットも公開

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2025年05月13日 20:10  クランクイン!

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クランクイン!

映画『MIRRORLIAR FILMS Season7』『SUNA』場面写真 (C)2025 MIRRORLIAR FILMS PROJECT
 5月9日より10館の劇場で上映がスタートしたクリエイター育成・発掘の短編映画プロジェクト『MIRRORLIAR FILMS Season7』が、好評を受け上映拡大・延長となることが決まった。併せて、新規カットが公開された。

【写真】さっそく盛況! 『MIRRORLIAR FILMS Season7』新場面写真

 2020年より始動した、伊藤主税、阿部進之介、山田孝之らがプロデュースする『MIRRORLIAR FILMS』は、メジャーとインディーズを超えた多彩なクリエイターによる短編映画制作プロジェクト。2024年のSeason6までに著名クリエイターから一般公募まで、俳優、映画監督、漫画家、ミュージシャンなどが監督した47本の短編映画を劇場公開してきた。

 全国の地域と連携しながら映画制作を通じた地方創生や人材育成にも取り組んでおり、愛知県東海市と連携しているSeason7では加藤浩次、加藤シゲアキが監督として参加。2人が東海市で撮影した短編映画に加え、クリエイター育成・発掘を目的に国内外の公募から選出された3作品とともに、オムニバス映画として発表。

 2025年以降は、米ハリウッドで開催されているグローバル・ステージ・ハリウッド映画祭とのクリエイター育成に関するコラボレーションを予定しており、日本のクリエイターを世界に紹介するプラットフォームとしても期待されている。

 加藤シゲアキがメガホンを取るのは、砂によって窒息死するという奇妙な事件が多発する愛知県・東海市を舞台に描かれる『SUNA』。事件の真相に迫るべく捜査を続ける刑事、狭川役の加藤シゲアキと遠山役の正門良規。今回解禁された場面写真では、事件の捜査をする二人の姿や、次第に事件にのめり込み、顔色の悪い遠山と怪しげな老婦人が映し出されている。

 さらに、カメラワークはグザヴィエ・ドランをイメージしたというほど映画通の加藤浩次がメガホンを取る『Victims』。路駐から始まる男女のカオスな言い争いから、さまざまな角度で人間の本性が暴かれていく。解禁された場面写真には、主演・昴役の矢本悠馬と謎の少年の後ろ姿が。このあと路上駐車の車中で起きた展開が気になる画像となっている。

 先週5月9日に公開初日を迎え、平日にもかかわらず満席となる回が出るほどの盛況ぶりを見せた本作は、その後3日間も全国各地の上映劇場で満席の回が続出した。深夜0時の先売り後すぐにチケットが完売してしまう劇場も多く、ヒューマントラストシネマ渋谷では週末動員ランキングで1位となった。

 全国からのラブコールを受け、拡大上映が決定。現在各地域のミニシアターをメインにブッキングが増えてきている。また当初2週間限定上映としていたが、劇場でチケットを取れない状況を鑑み、上映の延長も決定。またLeminoにて独占配信も決定しており、5月16日より順次作品の配信が予定されている。

 また、5月23〜25日にデンマークで開催される日本デンマーク映画祭(JDFF)にて、『MIRRORLIAR FILMS Season7』『MIRRORLIAR FILMS Season6』、そしてMIRRORLIAR FILMSが製作した猿楽小学校6年生による短編映画『冬の向日葵』が上映されることが決まった。

 JDFFは、デンマークの映画監督ケネス・トゥルエルセンによって、日本映画・文化への関心を高め、日本とデンマークの映画協力のプラットフォームを作ることを目的に設立された。

 『MIRRORLIAR FILMS Season7』は、全国公開中。5月16日より順次Leminoにて独占配信。
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