
5月13日に放送された昼の情報番組『ひるおび!』(TBS系)に、お笑い芸人のバービーが出演。番組中に、中居正広氏の代理人弁護士がフジが設置した第三者委員会の報告書に対して反論したことについて触れ、持論を展開した。しかし、その内容に批判が集まっている。
女性層からの支持が厚いバービーだが
12日夜、「“性暴力”という日本語から一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為の実態は確認されなかった」と中居氏の代理人弁護士ら5人が報告書に関して反論。「中立性・公正性に欠け、一個人の名誉・社会的地位を著しく損ない、極めて大きな問題がある」と、WHOが定める“性暴力”の定義が広いことを懸念し、声を上げていた。
「番組で中居氏側の見解を聞いたバービーさんは『すごくびっくりしたしガッカリした』といい、『こうした反論を立て続けにしていくと、また被害女性がサンドバッグにされてしまうことが繰り返されるのかなと思うと、とても悲しいです』と自身の考えを述べていました」(テレビ局関係者)
被害女性に寄り添う姿勢を見せ、反論していくことに疑問を呈したバービーだが、SNS上では以下のような意見が。
《サンドバッグにされてるの中居正広さんもですよ》
《じゃ〜バービーさんは中居氏が一方的にサンドバッグされてるのは平気という解釈でイイって事っすか?》
《中居くんには発言権もないってこと?》
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あまりにも偏った意見だと指摘する声が多く上がったのだ。芸能プロ関係者は、バービーさんの今回の発言について、女性の生き方に対して彼女自身の強いこだわりがあることも影響しているだろうと指摘する。
「バービーさんは女性層からの支持がとても厚いんです。自身のYouTubeチャンネル『バービーちゃんねる』では、美容医療やエステなどの実体験や生理に関することを赤裸々にアップしていて、“自分らしく生きる”という堂々とした生き方が女性から賛同されています」
今や世の女性の味方でもあるバービー。しかし、今回ばかりは“中立性”に欠けてしまったようだ。
「今回、第三者委員会の報告書への反論の中には、中居氏が第三者委員会のヒアリングの際に守秘義務解除を提案していたことや、6時間ほど応じたヒアリングについてはほとんど反映されなかったことも問題点としてあげられました。もし中居氏側が主張するように報告書に“虚偽”があるのだとしたら、それに対する異議を表明するのは当然の行為だと思います」(前出・芸能プロ関係者)
女性、男性に関わらず、“自分を大切にする選択”は必要不可欠なはずだ。
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