伝統工法の家、福島の仮設住宅に注目→「娘に引き継げるものがいい」採用【となりのスゴイ家】

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2025年05月14日 17:00  ORICON NEWS

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16日放送『となりのスゴイ家』=神奈川県鎌倉市のLDK
 お笑いコンビ・アンガールズ(田中卓志、山根良顕)、タレントの遼河はるひが出演するBSテレ東『となりのスゴイ家』(毎週金曜 後9:00〜)の16日放送回は、「日本古来の建築技術が光る家」が登場する。

【番組カット】人造大理石テラゾーを使用した空間を邪魔しないキッチン

 山根と遼河が訪れたのは神奈川県鎌倉市。江ノ電を眺めながら路地裏を歩いていると、三角窓とスギの横板が並ぶ特徴的な外観が姿を現す。スゴイ家の家主は、オフィスやホテルの設計をしている建築士の夫と美容師の妻、子どもの3人暮らし。

 都内の賃貸マンションで暮らしていたが、子どもが生まれたのをきっかけに、家を建てることに。そこで思いついたのが、柱に掘った溝に板をはめる「板倉構法」。板が小さく、重機が入れない場所でも組み立てられ、耐震性も高いメリットがある。妻の地元は福島県いわき市。夫は、震災後の仮設住宅で使われていた板倉構法に注目した。「バラすのも簡単で、娘に引き継いだり、リレーできるものがいいなと思った」と話す。

 2階にある18帖のリビング・ダイニング・キッチンは、勾配天井で開放感抜群。東西両面にある三角窓からたっぷりと光が入る。通常の5倍ほど厚い強化障子で、夏の暑い日は断熱できるようになっている。

 キッチンは人造大理石のテラゾーを使用。空間を邪魔しないのがテーマだそうで、IHコンロと下引きレンジフードを採用。生活感を隠すパントリーを備える。子供部屋はあえて造らずフリースペースにした。その気になる建築費は。

 このほか、千葉県浦安市の「家型が集まった家」を紹介する。


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