「耐えられず心が壊れた」中居正広氏 “性暴力”否定も被害女性が植え付けられた“密室”でのトラウマ

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2025年05月14日 17:10  web女性自身

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3月31日、元タレントの中居正広氏(52)の女性トラブルに端を発する一連の騒動で、フジテレビが設置していた第三者委員会が公表した調査報告書では、中居氏による同局の元女性アナウンサー(女性A)に対する「性暴力」が認定されていた。



ところが、報告書の公表から1ヶ月あまりが経過した5月12日、騒動は新たな展開を迎えた。中居氏が新たに就任した5人の代理人弁護士を通じ、第三者委員会に異論を突きつけたのだ。



「報告書によると、女性Aは’23年6月2日、中居氏の自宅マンションで2人きりの状況で被害を受けたとされています。第三者委員会はこれを『性暴力』と認定したわけですが、その根拠としてWHO(世界保健機構)の《強制力を用いたあらゆる性的な行為》という定義を用いています。この強制力は、物理的行為だけでなく、“心理的脅し”など幅広く含んでいます。



今回、中居氏の代理人弁護士が第三者委員会に送付した文書では、《当職らが中居氏から詳細な事情聴取を行い、関連資料を精査した結果、本件には、「性暴力」という日本語から一般的に想起される暴力的または強制的な性的行為の実態は確認されませんでした》とし、トラブルにおける暴力性を否定。WHOによる広義な定義を用いたことを指摘しています」(社会部記者)



中居氏と女性Aの間では示談が成立しており、報告書では「2023年6月2日に女性Aが中居氏のマンションの部屋に入ってから退室するまでの事実」が守秘義務の範囲であるため、密室で起こったとされているトラブルの詳細は伏せられている。この間の“暴力性”を否定する中居氏だが、いっぽう、報告書では女性Aが抱えていた精神的な負担が記されていた。



報告書によると、女性Aは’23年6月6日、アナウンス室長E氏に対し“号泣”しながら事案を報告。その際、女性Aは《知られたら生きていけない》などと胸中を明かし、E氏は女性Aの説明を受け、中居氏から性暴力を受けたことを認識。さらに、女性Aはフジテレビの産業医に対しても、こう訴えていたという。



《みんな生きている世界と自分に大きな隔たりがあって、もう戻れない》
《(本事案の時に)食べていたものや流れていた音楽を聞くと辛い》
《(ニュースを読んでいる際に、亡くなった人の名前を読んで)私が代わりに死ねばよかったと思った》



また、女性Aは被害を受けた後も中居氏と連絡を続けた。摂食障害と鬱で入院していた女性Aは、中居氏に対して高額な治療費・入院費の支払いをしてほしいとショートメールで伝えたが、中居氏からは《見舞金を支払う旨、贈与や税金等の関係からその範囲内で行いたい旨》の返答があったほか、当初、女性Aが打診していた弁護士による解決ではなく、フジテレビの社員を第三者に立てることを提案されたという。



女性Aは、フジテレビ側は中居氏を優先すると考えたため、中居氏の提案を拒否。なお、女性Aは第三者委員会のヒアリングに対し、こうした中居氏とのショーメールのやり取りについて、《「耐えられず心が壊れた」旨》を述べていたという。



結果的に、女性Aは’23年7月末頃に精神科に転科となり、PTSD(心的外傷後ストレス障害)の診断を受ける。第三者委員会は、《女性 Aは、頻回なフラッシュバック、食欲不振、うつ症状等を伴う重篤な病状が認められ、PTSD と診断され、精神科での入院・通院治療及びトラウマ治療を受けるに至った》とし、中居氏の行為を《重大な人権侵害に当たる》と認定している。



Xでは、中居氏が“暴力性”を否定しつつも、報告書には女性Aの苦しみが克明に掲載されていたことに触れて、こんな声が上がっている。



《身体的な暴力うんぬんでなく、被害者のAさんの心身を傷つけたことは紛れもない事実》
《体も精神も傷ついた人間(女性)がいる事実は変わらない》
《一般的な印象では暴力が付こうが付くまいがあまり変わらないように感じるだろね。相手にダメージを与えたのは同じ》

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