重度の腹部損傷の修復手術を受けたアウォニイ [写真]=Getty Images ノッティンガム・フォレストに所属するナイジェリア代表FWタイウォ・アウォニイが人工昏睡状態から回復したようだ。14日、イギリスメディア『BBC』が伝えている。
アウォニイは11日に行われたプレミアリーグ第36節のレスター戦(△2−2)に途中出場したが、87分にゴール前でクロスに飛び込んだ際に体ごとゴールポストに直撃。治療を受けたアウォニイはプレーを続行して最後までピッチには立っていたものの、ボールに関与することができていなかった。
そんなアウォニイは腹部に重度の負傷を負ったことが判明し、12日夜に第一段階の修復手術を受け、人工昏睡状態で入院中となっていた。残りの手術は14日に完了する予定となっていたが、ノッティンガム・フォレストは手術を受けたアウォニイが順調に回復していることを報告していた。
そんななか、今回の報道によると、アウォニイは腸破裂を負っていた模様で、14日には傷口を閉じる手術を含む第二段階の手術を受け、夕方に人工昏睡状態から回復したことが伝えられている。
なお、ピッチ上で長時間の治療を受けたものの、メディカルスタッフが試合続行可能と伝えたことで、アウォニイがピッチに戻る前にヌーノ・エスピリト・サント監督が3回目の交代を実施してしまい、同選手はプレーができない状態で、後半アディショナルタイムの8分間をピッチ上にとどまることになっていたことを受け、ノッティンガム・フォレストは同選手がなぜピッチに戻ることになったのか、事実関係の解明に努めるとみられている。
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