すき家で共用ピッチャーじか飲みか　業務妨害容疑で16歳2人書類送検

　大阪市内の牛丼チェーン「すき家」の店舗で麦茶が入った共用のピッチャー（水差し）に直接口を付けて飲んだとして、大阪府警は16歳の少女2人を威力業務妨害の疑いで書類送検した。13日付。様子を撮影した動画が交流サイト（SNS）に投稿され、拡散されていた。

　府警南署によると、2人は2月1日、大阪市中央区内の店舗でピッチャーに入った麦茶を直接飲み、店側に洗浄させるなどして業務を妨害した疑いがある。

　投稿された動画などから署が2人の身元を特定。任意で事情を聴くなど裏付けを進めていた。

　すき家の担当者は「安全に楽しく食事をされるお客様に被害が及ぶような行為は到底許容できない。このような迷惑行為については厳正に対処してまいります」とコメントした。【露木陽介】