トライアスロンの世界シリーズ横浜大会(17日、山下公園周辺特設コース)の出場選手が15日、横浜市内で会見した。今回は初めて横浜市役所のアトリウムで会見を一般公開。有力選手が大会への意気込みを明かした後は、大会特別ゲストとして元プロ野球横浜DeNA監督のアレックス・ラミレス氏も登壇した。
ラミレス氏は五輪3大会連続出場のレジェンドで、横浜大会のアンバサダーでもある上田藍さんとともにトークショーに出席。スイム、バイク、ランで争うトライアスロンについて「1つの競技でも大変なのに、3つ挑戦するのはすごい」と話し「選手をリスペクトしている」と続けた。
横浜を舞台に09年に始まった大会は今回が15回目。「世界中から選手が集まる大会を15回も続けて行っているのは特別なこと」と話し「それが横浜で行われていることが、うれしい」と、笑顔で「横浜愛」を強調した。
トライアスロンの大会を見るのは始めてで「すごく楽しみにしている」とラミレス氏。昨年は家族で横浜マラソンに挑戦しただけに、上田氏から「今度はトライアスロンを」を振られ「さすがに、少し距離が長い。でも、実際に見たら心が動かされるかもしれない」と、笑いながら言った。
ラミレス氏が立ち上げた「VAMOS TOGETHER」は、障がいの有無に関係なくスポーツを通して共存し合おうという取り組み。上田氏が「パラと健常者のレースを一緒にやるのもトライアスロンの魅力」と説明すると「障がい者も健常者も最高のパフォーマンスを出してほしい。勝っても負けても最高を出せるように、応援したい」と大会を楽しみに話していた。
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パラリンピック東京大会出場の谷真海、パリ大会8位の木村潤平らが出場するエリートパラ競技は17日午前6時50分、パリ五輪代表の高橋侑子らが出場するエリート女子は午前10時15分、ニナー賢治らの同男子は午後1時にスタートする。
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