2着7回の実績馬ハルオーブ 再転入初戦で中央初Vなるか
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2025年05月15日 19:00 netkeiba

4歳上1勝クラスに出走予定のハルオーブ(23年6月撮影、ユーザー提供:ひげまつりさん) 岩手からの再転入初戦となるハルオーブ(牡5、美浦・武井亮厩舎)が、土曜新潟8Rの4歳上1勝クラス(芝1400m)で中央初勝利を狙う。
ハルオーブは父ディーマジェスティ、母ハルダヨリ、母の父ファルブラヴの血統。6代母は66年の桜花賞馬のワカクモ。近親にはテンポイントやキングスポイント、フジヤマケンザンやワカオライデンなど、名門・吉田牧場が輩出した名馬がズラリと並ぶ。
ここまで34戦3勝。以前の中央在籍時は(株)ヒダカ・ブリーダーズ・ユニオンの所有馬として武井厩舎に所属。コンスタントに使われたものの、2着7回、3着3回と惜敗続き。遂に勝ち上がれず、地方では門別、兵庫と渡り歩いたが、ここでも未勝利に終わった。その後、サラブレッドオークションを経て、生産者である藤沢牧場の藤沢亮輔氏がオーナーに。地方では3つ目の所属先となった笠松でも苦戦が続いたが、昨夏に岩手に移籍したことが吉と出た。名匠・伊藤和忍調教師の下、約8カ月をかけて3勝をマーク。中央復帰の条件をクリアし、村上卓史オーナーの所有馬として武井厩舎に約1年8カ月ぶりに戻ってくることとなった。
今回は久々の芝、何より一気の相手強化がカギとなるが、ダートよりも芝が合うことは明らか。待望の適条件で激走を期待したい。
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