
すでに熱中症への注意が促される気温。陽光の下を歩いたり並んだりする大阪・関西万博の会場でも、水分補給は必須だ。開幕から1カ月が経過し、 OSGコーポレーション(大阪市)が設置した給水スポットでの給水回数は100万回を突破している。マイボトルを持参すれば、熱中症対策をしながらプラスチックごみの削減もできる。
同社が万博会場内に設置した給水スポットでの累計給水回数は、5月12日現在で111万8747回。熱中症予防の対策を目的とした給水スポットは会場内外に32カ所あり、マイボトルで冷たい水をこまめに補給できる。給水スポットを利用した100人に調査を実施したところ、4月13日の開幕時にはマイボトルでの給水は100人中13人、1カ月が経過した5月13日には半数を超える53人と増えてきている。5月12日現在の給水回数をもとにしたCO2削減量は9万730kg。
これから暑さも本番。熱中症予防とプラごみ削減を考えて、給水場所があるならマイボトルを持参しよう。
|
|