2025年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP フランコ・コラピント(アルピーヌ)
2025年F1第7戦エミリア・ロマーニャGPの初日の走行が行われ、アルピーヌのピエール・ガスリーはフリー走行1=6番手/フリー走行2=3番手、フランコ・コラピントはフリー走行1=17番手、フリー走行2=13番手だった。
FIAの発表によると、アルピーヌは今週末、フロントウイングとコーク/エンジンカバーをアップデートしている。ガスリーは、FP1の終盤にウサギと接触してマシンにダメージを負ったが、大事には至らなかったということだ。
また5月7日に発表された通り、アルピーヌはこのエミリア・ロマーニャGPから第11戦オーストリアGPまでの5戦において、ジャック・ドゥーハンにかえてリザーブドライバーのコラピントを起用する。コラピントにとって、グランプリに出場するのは昨年の最終戦アブダビGP以来のことで、その時はウイリアムズからの出場だった。コラピントのエミリア・ロマーニャGP初日は、FP1ではミディアムタイヤで徐々にマシンに慣れていき、FP2では最終的にトップ3のガスリーと0.475秒差の13番手タイムを記録した。
■ピエール・ガスリー(BWTアルピーヌF1チーム)フリー走行1=6番手(1分16秒696/21周)/フリー走行2=3番手(1分15秒569/29周)
「僕たちとしては、1日の最初からいい金曜日だった。1周目からクルマのフィーリングはよかったし、前回のレースでのいくつかの疑問に対する答えも得られたのでポジティブだ。マシンは思い通りに反応する。今は限界を見つけ、いくつかのことを改善しようとしているけれど、ポテンシャルは確かにある」
「FP1の終わりにちょっとしたアクシデントがあって、完全に避けられないものだった。ターン14の手前でウサギがコースを横切り、不運にも僕のフロントウイングにぶつかったんだ。僕にはどうすることもできなくて、その衝撃でマシンにダメージを負った。FP2に向けて、チームはそれを修復し、混乱を最小限に抑え素晴らしい仕事をしてくれた」
「コース上は、これまでと同じように非常に拮抗している。この勢いをキープし、もっとペースを上げて、予選でトップ10に入る必要がある。ここイモラでの残りの週末に向けてワクワクしているし、準備もできている」
■フランコ・コラピント(BWTアルピーヌF1チーム)フリー走行1=17番手(1分17秒373/21周)/フリー走行2=13番手(1分16秒044/29周)
「レースの週末にまたF1マシンに戻ってくることができて最高だ。初日を終えて、僕はこのマシンに満足し始めている。セットアップにはまだやるべきことがたくさんあるけれど、だんだん快適になってきた。学ぶべきことや慣れるべきことは多いが、少しずつ積み上げていて、1日の終わりには少し競争力も持てるようになってきた。マシンはかなり強力に見えるし、特にピエールがいるから僕たちは(戦いに)加われると思う」
「予選はトラフィックでトリッキーな状況になるだろうから、Q1のスタートから全力で臨むことが必要だ。今日のすべてのデータをチェックして、いい答えを見つけ、明日はもっと強くなることを目指す。それが一番重要だ。全体的に初日には満足しているし、予選を楽しみにしている」
https://twitter.com/AlpineF1Team/status/1923423334781591602
[オートスポーツweb 2025年05月17日]