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セイコー・ゴールデングランプリ(GGP)陸上2025東京が18日、国立競技場で開催される。
競技は午前10時45分開始の女子3段跳びからスタートし、男女17種目で争われる。単日の世界陸連(WA)主催大会では国内最高ランクに格付けされる。
女子やり投げで24年パリオリンピック(五輪)金メダルの北口榛花(JAL)は今季2戦目に臨む。日本女子初の連覇がかかる9月の世界選手権東京大会へ、同じ国立の舞台で会心の一投を目指す。
男子100メートルには、世界選手権2大会連続入賞のサニブラウン・ハキーム(東レ)が参戦。今月3日の静岡国際で3年ぶりに国内主要大会を制した桐生祥秀(日本生命)、同11日の木南道孝記念を6年ぶりの10秒0台となる10秒09で優勝した小池祐貴(住友電工)、同9日の関東学生対校選手権(関東インカレ)1部で追い風参考ながら9秒95で制した柳田大輝(東洋大)らが、自己ベスト9秒76のクリスチャン・コールマン(米国)ら海外勢に挑む。
男子110メートル障害では、昨夏のパリ五輪5位入賞の村竹ラシッド(JAL)が日本人初の12秒台での優勝を目指す。同400メートル障害でパリ五輪代表の豊田兼(トヨタ自動車)も世界選手権の参加標準記録(48秒50)突破での連覇を狙う。
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同走り幅跳びでは泉谷駿介(住友電工)が登場する。世界選手権参加標準記録を突破している110メートル障害でも23年世界選手権5位入賞の実績があり、今季はハードルと走り幅跳びの“二刀流”に挑戦中。東京五輪6位入賞の橋岡優輝(富士通)も参加標準記録(8メートル27)超えのビッグジャンプを目指す。
女子中長距離の田中希実(ニューバランス)は非五輪種目の3000メートルでペースメーカー(PM)を務め、100分後に1500メートルに出場。異例の“連続走”に挑み、5000メートルと2種目での代表入りが濃厚な世界選手権へつなげていく。
同走り高跳びにはパリ五輪金メダルのヤロスラワ・マフチフ(23=ウクライナ)も参戦。高橋渚(センコー)らと競演する。
世界選手権の各種目出場枠は最大3(女子やり投げは4)。パリ五輪入賞者で日本人最上位者は、1月1日から日本選手権(7月4〜6日)までに参加標準記録を突破すれば内定。8月24日までに標準記録を突破した上で日本選手権で3位以内に入れば、代表に大きく近づく。
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