2025年F1第7戦エミリア・ロマーニャGP 予選Q1で角田裕毅(レッドブル)がクラッシュ
2025年F1エミリア・ロマーニャGPの予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは2番手を獲得した。オスカー・ピアストリ(マクラーレン)のポールポジションタイムとの差はわずか0.034秒だった。角田裕毅は、Q1でクラッシュを喫し、ノータイムに終わった。非常に大きなクラッシュで、メディカルセンターで検査を受けたが、幸い角田に怪我はなかった。
チーム代表クリスチャン・ホーナーは、予選を振り返り、次のように語った。
「マックスにとって、エキサイティングな予選だった。彼は今回も素晴らしいパフォーマンスを発揮した。毎週そう言っている気がするね」
「非常に僅差で、ポール獲得まであとほんの少しだったが、グリッド最前列を確保できたことは、明日への好材料といえる」
「チームメイトの裕毅は、大きなクラッシュを喫した。一番重要なのは、彼が無事であるということだ。マシンの修復はいつだって可能だ。とはいえ、メカニックは、今夜、山のような作業に取り組むことになる」
「裕毅は、左側の縁石に少々乗り過きたようだ。我々がやるべきことは多い。しかし、繰り返しになるが、裕毅が無事であることに皆が感謝している」
角田は、「幸い、体は無事で、元気です」とコメントした。
「FP3から予選にかけてマシンにかなり多くの変更を加えました。予選のあのラップでプッシュし過ぎました。縁石に乗り過ぎて、マシンのコントロールを失ってしまいました」
「とても悔しいです。残念ながら、あの愚かなミスによって、メカニックの人たちが大量の作業をしなければならなくなりました」
「クラッシュの前にはマシンに速さを感じていましたし、何を間違ったのか、自分で分かっています。このような状況に陥ってしまい残念です」
「チームに対して、心から謝罪します。これからダメージを確認します。マシンが良い状態で明日のレースに臨めることを願っています」
[オートスポーツweb 2025年05月18日]