
■セイコーゴールデングランプリ陸上2025東京 女子3000m(18日、国立競技場)
【一覧】9月13日開幕『東京2025世界陸上』日程&出場選手
女子3000m決勝が行われ、山本有真(25、積水化学)が、自己ベストを1秒55更新する8分50秒64の3着でフィニッシュした。1着にはパリオリンピック™代表のローズ・デイビス(25、オーストラリア)が、8分43秒38で入った。
世界のトップ選手が集う今大会。女子3000mでは日本記録保持者の田中希実(25、New Balance)がペースメーカーを務めた。スタートと同時にへレン・エカラレ(26、ケニア/豊田自動織機)が飛び出す。2番手にペースメーカーの田中、その後ろにパリオリンピック™5000m代表の山本がつける。1400m付近で田中が先頭に立ち、山本が2番手に浮上、3番手にデイビスがつけた。
2000mで田中が離脱すると、デイビスが加速しトップに立つ。10mほど離れて山本とエカラレが追いかける展開に。ラスト1周で先頭との差はさらに広がる。それでも山本は諦めることなく懸命に走り、3着でフィニッシュした。
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山本は4月の金栗記念5000mで15分12秒97をマークし、およそ2年半ぶりに自己記録を更新した。ペースメーカーを勤め2000mを走った田中は午後1時10分から行われる女子1500mに今度は選手として出場する。
【女子3000m 結果】
1位 ローズ・デイビス 8分43秒38
2位 へレン・エカラレ 8分49秒28
3位 山本有真 8分50秒64
*写真中央が山本有真選手