<陸上:セイコー・ゴールデングランプリ(GGP)>◇18日◇東京・国立競技場◇男子3000メートル
今年の箱根駅伝の7区で史上初の60分台となる1時間0分43秒の歴史的快走を披露した駒大4年の佐藤圭汰(21)が、3000メートルで7分52秒07をマークし11位となった。
序盤は好位置につけた。「ラスト勝負で不利にならないように、ハイペースでいきたいと思った」と作戦を立てたが、徐々に先頭から遠ざかった。
駒大で1学年上の篠原倖太朗(22=富士通)に背中を押してもらったが「全然対応できなかった。ふがいない」とうつむいた。「本当に悔しい。体がついていかなかった。何も得られない結果となってしまった」と反省した。
さらに「気負いすぎていた。結果を出さないと強い選手と言われない。全然、力がないと感じた」と厳しい言葉を並べた。
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京都府出身の佐藤は洛南高時代に1500、3000、5000メートルの3種目で高校記録を樹立。駒大進学後も成長を続け、24年に5000メートルの室内日本記録を更新した。昨年4月に恥骨の疲労骨折を負ったが、今年の箱根駅伝で約10カ月ぶりに実戦復帰した。
今季は大学ラストイヤーを迎えている。3日には世界最高峰シリーズのダイヤモンドリーグ(DL)第2戦上海大会に初出場。男子5000メートルで12位となっていた。【飯岡大暉】
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