アンタッチャブル・山崎弘也(C)ORICON NewS inc. お笑いコンビ・アンタッチャブルの山崎弘也(49)と、タレントの伊集院光(57)が、19日放送のフジテレビ系『ぽかぽか』(前11:50)に出演。伊集院が、若手時代の山崎にお金を貸したエピソードを披露した。
【写真】真っ黒コーデの新庄剛志監督、日ハムユニの伊集院光&牧野真莉愛 山崎の売れない貧乏時代の“恩人”として登場した伊集院は、「なんかこんな、テンションのやつ売れないわけないだろ」と若手の頃から気にかけていたという。山崎も「有田(哲平)と伊集院さんが2大巨頭ですね。僕のなかで。伊集院さんがいたから生きてこられた」と持ち上げつつ「これだけは言っておかないと、後で何言われるかわからない」と話し、スタジオは大爆笑につつまれた。
MCのハライチ・澤部佑が「お金の貸し借りとかも…」と話を振ると、山崎は「伊集院さんとご飯行ったらほぼほぼお金を出してませんし、ちょっとお金がない時に『貸していただけますか?』とかもありましたね」と告白。伊集院は「僕はやっぱり落語家の師弟、師匠にお金借りてっていうのをやってるから。だから次の若いのには貸すって言って…」と自身の流儀を伝えた。
だが山崎については「借り方も変だから、パソコンを買いに行くってさらに後輩がいて。そいつが急にじゃあ、『伊集院さん詳しいから相談に乗ってもらおうよ』って言って、有田くんと山崎とその後輩と俺で、秋葉原行って」と、日本でパソコンが普及し始めたころのエピソードを披露。
伊集院は「その若手の子が途中で『やっぱりいらない』って言いだして。そしたら有田君とかが『(伊集院さん)呼び出したのにそれはないだろう』ってなったの。そしたら山崎が『急にパソコン欲しくなってきた』って言いだして。ここをおさめるために『伊集院さん、すみません。パソコン買って』『急にパソコン興味持ちました』って。争いごと嫌いだから」と山崎らしい具体例を明かした。
伊集院が、山崎に貸したお金については「積もり積もって5、60万までいった」というが、「うちは落語家って、貸した時点であげたのと一緒だから返すんじゃない。返せとか思うなっていうのが師匠の教えで。お前も次のやつにそうしろって言われてるから、現金で返されても困るよってなって」と返済は求めていなかったという。「でも山崎は『現金で受け取ってもらえないなら』と言って、宝くじで50万円分もってきて」とまさかの返済方法だったと明かすと、スタジオ中が驚いた様子に。
伊集院は続けて「これって、流れとしては“奇跡の1億円”になる話じゃん。なのに、あんま当たんないよね、300円とかしか(笑)」としっかりオチを付け、笑いを誘った。