東村アキコ「映画の方がより感動できる作品に」 永野芽郁主演『かくかくしかじか』公開記念アニバーサリー映像公開

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2025年05月19日 14:10  クランクイン!

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映画『かくかくしかじか』漫画家・東村アキコの歩みを振り返るアニバーサリー映像公開 (C)東村アキコ/集英社 (C)2025 映画「かくかくしかじか」製作委員会
 永野芽郁が主演を務め、大泉洋が共演する映画『かくかくしかじか』の公開を記念し、原作者・東村アキコのアニバーサリー映像が解禁。東村が本作への熱い思いを語るコメントも到着した。

【動画】これまでの作品とともに、東村アキコの歩みを振り返る 『かくかくしかじか』公開記念アニバーサリー映像

 本作は、漫画家・東村アキコが自身の実話を描いた同名漫画を、東村自身の脚本により関和亮監督が映画化。東村の生まれ故郷の宮崎をはじめ、石川、東京の三つの街を舞台に、人生を変えた恩師とのかけがえのない日々を描く。

 漫画家になって25年、『かくかくしかじか』を描き終えて10年。アニバーサリー映像では、これまで漫画家・東村アキコが生み出した作品とともに、その歩みをエモーショナルに振り返った。恩師・日高先生への思いも込められた温かい映像に仕上がっている。

 完璧な形での映像化は難しいと考え、映画化のオファーを断り続けていたという東村が、“このスタッフ・キャストならば”とついに映像化を承諾。自らも脚本の執筆を手がけるなど思い入れの深い作品でもあるが、完成した本作を目にした際に東村は「本当に素晴らしい映画ができて、感動に震えています。こんなに良い作品ができるとは思ってなかったです(笑)。監督と役者さんが本当に素晴らしかったです!」と大絶賛していた。

 そんな本作のメインロケ地となったのは、原作でも舞台となった東村の故郷・宮崎県。東村自身の物語が展開されるということもあり、東村は原作者としては異例のシナハン・ロケハンから同行。実際に若かりし頃の東村が目にした風景の数々が、当時の空気そのままに映し出されている。

 東村は「畑やヤシの木など、宮崎の景色があの解像度で目に飛び込んでくると、明子が育ってきた環境や彼女の性格が、この風土で培われたというのが映像として入ってくる。漫画ではそれができなかったので、(原作と映画の)一番の違いかなと思います」と映画ならではの魅力をコメント。「それに役者さんたちの芝居が乗ると、本当に感動の種類が違うなと感じました。映画の方がより感動できる作品に仕上がっているかと思います」とアピールしている。

 映画『かくかくしかじか』は公開中。
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