第78回カンヌ国際映画祭のレッドカーペットにシャネルをまとって登場した小松菜奈(C)Kazuko WAKAYAMA 俳優の小松菜奈が、フランスで開催中の「第78回カンヌ国際映画祭」にて、現地時間5月18日深夜(=19日午前)にリュミエール劇場で行われた『8番出口』(英題:Exit 8)のレッドカーペットおよび公式上映に、シャネルをまとって出席した。
【画像】主演の二宮和也も出席したレッドカーペット&公式上映の写真 小松は、シャネルの2025年春夏 オートクチュール コレクション「ルック48」より、刺繍と花柄のレースがあしらわれたブラックレース、シルクシフォン、そしてブラックサテンで構成された、バックレスの洗練されたドレスを着用。
同映画祭に初めて参加した小松は「ホテルでも、いまから映画を観に行くという雰囲気の方々をたくさん見かけて、会場全体が盛り上がっているのを肌で感じました。映画『8番出口』がカンヌでスタートを切れることがとてもうれしく、この時間を思う存分楽しみたいという気持ちでいっぱいです」と、世界最高峰の舞台を満喫。
上映終了後、会場は満員の2300人の観客による8分間のスタンディングオベーションが響きわたり、小松は瞳を潤ませながら、「上映前から拍手で盛り上げてくれた観客の皆さんと、最初から最後まで同じ空間で一緒に映画が観られたことはとても意味のあることですし、真剣に作品に向き合ってきて良かったなという報われた気持ちと、そんな作品に携わったみなさんと一緒に過ごせて胸が熱くなりました」と話していた。
なお、小松が着用したドレスの袖とベルトの刺繍には約5万6300個のパーツが、ラッフルの刺繍には約5800個のパーツが使用され、制作にはおよそ580時間を要したという。
ジュエリーは、シャネルのハイジュエリーより、18Kホワイトゴールドにダイヤモンドが輝く「ブラン ドゥ ディアマン」イヤリングをはじめ、「コメット コレクション」「ココ クラッシュ」「カメリア コレクション」のイヤリングおよびリングをコーディネート。メイクアップもシャネルを使用している。