細野晴臣の記念企画展『細野さんと晴臣くん』開催へ 音楽家・細野晴臣の活動55周年を記念した企画展『細野さんと晴臣くん』が、31日より東京・立教大学ライフスナイダー館にて開催される。同展は、細野の足跡と現在進行形の活動を伝えるプロジェクト『HOSONO MANDALA』の第1弾企画として実施されるもので、事前予約制(無料)による入場がきょう19日よりスタートした。
【画像】会場となる母校・立教大学のライフスナイダー館 『細野さんと晴臣くん』は、細野の母校である立教大学を会場に、過去と現在の“細野晴臣”が好きな音楽・映画・漫画などについて語り合うような構成で展開される展覧会。オリジナルグッズの販売に加え、隣接する日比谷松本楼セントポールズ館では、細野が大学生当時に好んでいた食べ物をイメージした“スペシャルプレート”も提供される。内容は、当時お気に入りだったハムサラダをイメージしたサラダ、クラシックなアメリカンピザ、松本楼特製デミグラスソースとんかつの3品で構成されている。
また、同プロジェクトの一環として展開中の「細野晴臣アルバム誕生日企画」では、名盤『omni Sight Seeing』(1989年)から3曲(「ANDADURA」「LAUGH-GAS」「CARAVAN」)、『MEDICINE COMPILATION』(1993年)からは計10曲の公式ビジュアライザーが新たに細野のYouTubeチャンネルで公開された。映像制作は、それぞれのアルバムアートワークを手がけたデザイナーによって行われており、アートと音楽が融合した作品となっている。
さらに、1975年に発表されたアルバム『TROPICAL DANDY』のリリース50周年を記念し、アナログ盤としての再発が決定。日本盤は6月25日に発売される予定で、米国および欧州向けの仕様(US/EU盤)についても、今後詳細が発表される。