紗栄子(C)ORICON NewS inc. タレント・実業家の紗栄子(38)が19日、自身のインスタグラムを更新。「今朝、息子から嬉しいメッセージが届きました」「イギリスから届いたメッセージを読み、しばらく涙が止まりませんでした」と感涙したことを明かすとともに、幼少期の長男・次男との“顔出し”親子3ショットを公開した。あわせて、投稿では“正解がない”子育ての苦悩や葛藤について、長文で思いをつづった。
【写真】着物姿でニッコリ!紗栄子&幼少期の長男・次男の“顔出し”3ショット 紗栄子は2007年11月、ダルビッシュ有投手(38/現・米大リーグ パドレス所属)と結婚。08年3月に長男(17)、10年2月に次男(15)が誕生するも、12年1月に離婚した。
投稿では「若くして親になることで、様々な声を耳にすることもありました。シングルで育てていくことになった時も、私たち親子に対する世間の反応は、とても厳しいものでした」と年齢や“肩書き”、また有名人家族ゆえに苦労が多かったことを告白。
続けて、そうした状況下で“正解がない”子育てと懸命に向き合ってきたこと、周囲の支えがあってこそ母親、モデル、経営者として両立しながら何とかやってこられたことを説明しつつ「それでも、いくら周囲の力を借りていたとしても、すべてを完璧にこなせるわけではなくて、『完璧でありたい主義者』の私は、全てを完璧にできない自分に苦しみ、そしてそのことを赦せるようになるまで、本当に長い時間がかかりました」と話した。
子育てを「すぐに結果が出ないことばかりで、正解があるようでない世界。子どもたちと一緒に、自分たちなりの正解を探していく、終わりのない旅のようなもの」と例えていたが「ただ、今日、息子からの手紙を読んで気づかされたのは、『母親』としての“正解”は、他の誰かの判断や評価ではなく、彼ら自身の声の中にあるのだと」と紗栄子。
「今日、私は、どこかで自信が持てなかった『母親』という役割の『合格』を、息子からもらうことができたような気がします。私にとって、とても大きな出来事です」と軽くなった心で語り、「もうすぐ帰ってくる彼らを心待ちに、それまでは私も自分の役割を全うし、帰ってきた時には笑顔で迎えたいと思います そしてこれからも私たちなりの幸せのカタチを築いていきたいと思います」と記した。
この投稿に対し「さえちゃん涙でちゃうよ」「読んでいてこちらも胸いっぱい」「紗栄子さんがその時その時を大切に生きてこられたのが伝わります」「素敵 心からリスペクトです」「紗栄子ちゃんの愛たっぷりに育った息子さんたちは幸せです」など、共感や感銘を受けたというコメントが相次いで寄せられている。