長谷川純、松田元太主演『人事の人見』第7話ゲストに! 15年ぶりにフジ制作の連ドラにカムバック

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2025年05月20日 07:40  クランクイン!

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ドラマ『人事の人見』より(左から)主演の松田元太(Travis Japan)、第7話ゲスト・長谷川純 (C)フジテレビ
 Travis Japanの松田元太が主演するドラマ『人事の人見(じんじのひとみ)』(フジテレビ系/毎週火曜21時)の第7話ゲスト(5月20日放送)として、長谷川純の出演が発表された。フジ制作の連ドラ出演は15年ぶりとなる。

【写真】長谷川純は、かつて真野(前田敦子)を追い込んだパワハラ上司を演じる

 本作は“人事部”に焦点を当てたオフィスエンターテインメント。古い熱血体質の残る大企業を舞台に、おバカでピュアすぎる主人公・人見廉(松田)と、会社を変えたいと願いながら日々奮闘する真野直己(前田敦子)をはじめとする個性豊かな人事部の面々が、会社の中で巻き起こる社員のさまざまな問題と向き合いながら、「現代人の悩み」に立ち向かっていく。

 本日、5月20日放送の第7話ゲストとして長谷川純が出演する。

 長谷川が演じるのは、主人公・人見廉が勤める「日の出鉛筆」で、東北支社営業部にいる黒澤直樹。かつて真野が海外営業部にいたころの上司で、当時の真野は黒澤からパワハラを受けていた。黒澤のパワハラは、怒鳴る、物を投げつける、人格否定、無理なタスクを与えて帰らせないなどの典型的なパワハラ。最終的に真野は通勤途中で倒れて、会社にいけなくなってしまった。その後、真野は人事部と面談し、会社がようやくパワハラと認め、黒澤は東北支社に、真野は人事部にやってきたのだった。

 そんななか、「日の出鉛筆」は人事異動の計画中。そこで常務の里井(小日向文世)が黒澤を本社に戻し、経営の中枢である経営企画部の課長へ異動させようというまさかの動きが。人事部長の平田(鈴木保奈美)は、当時真野から直接パワハラの相談を受けた身として、異議を唱えるも、黒澤にハラスメント研修を受けてもらった上で異動させるかを判断させることに。情報通の堀(松本まりか)からこの話を聞いた真野は、黒澤の異動を阻止するべく動き出す。

 長谷川は、STARTO ENTERTAINMENT所属の俳優。『渡る世間は鬼ばかり』シリーズ(2000年〜2019年/TBS系)などのドラマや舞台で俳優として活躍。最近では大河ドラマ『麒麟がくる』(2020年/NHK総合)で本木雅弘演じる斎藤道三の次男・斎藤孫四郎役として、大河ドラマ初出演。

 そんな長谷川のフジテレビ制作の連続ドラマへの出演は火曜21時ドラマ枠『泣かないと決めた日』(2010年)以来、15年ぶり。また、同作のプロデュースを今作のプロデューサー・橋本芙美が務めており、そんな縁もあって同枠で15年ぶりに長谷川のカムバック出演が実現した。

 主演の松田にとって長谷川は同じ事務所の大先輩でありフジ火曜21時のドラマ枠出演の先輩に。2人はTravis Japanが主演を務めた舞台『虎者 NINJAPAN 2021』以来、4年ぶりの共演となる。

 長谷川は「今回のお話はある種、時代の移り変わりの話ですよね。令和・平成・昭和の世代間ギャップなどは、どの会社でも起こりうることで、まさにこの現代社会を描いていて、そういう部分に切り込んだドラマに自分が役者として出演できるというのは素直にうれしかったです」とコメント。

 「プロデューサーの橋本さんとは『泣かないと決めた日』以来の再会となりましたが、橋本さんが現場に居てくださる安心感は当時も今も変わらないです。登場人物をポップに描いて、伝えたいテーマをキャッチーに伝えていく橋本さんならではの作品になっているなと感じました」と語った。

 ドラマ『人事の人見』は、フジテレビ系にて毎週火曜21時放送。

 長谷川純、プロデュース・橋本芙美のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■長谷川純

――出演が決まっての率直な感想を教えてください。

「今回のお話はある種、時代の移り変わりの話ですよね。令和・平成・昭和の世代間ギャップなどは、どの会社でも起こりうることで、まさにこの現代社会を描いていて、そういう部分に切り込んだドラマに自分が役者として出演できるというのは素直にうれしかったです。プロデューサーの橋本さんとは『泣かないと決めた日』以来の再会となりましたが、橋本さんが現場に居てくださる安心感は当時も今も変わらないです。登場人物をポップに描いて、伝えたいテーマをキャッチーに伝えていく橋本さんならではの作品になっているなと感じました」

――演じる役柄について、意識したことなどはありますか?

「黒澤という人間は、30代前半の仕事を任せられる立場になった時に、パワハラをしてしまった人物です。そこから数年がたって、自分の過ちがどんなものだったかが分かってくるのですが、組織の中で働くうえで、上司と部下の間にはさまれる中間管理職のような、30代特有の難しさは、僕も普段の日常で感じていたことだったので、黒澤という役にはすぐに入り込めました」

――主演の松田元太さんとの久々の共演について。

「元太君とはTravis Japanがまだデビューする前に、舞台でメンバーのみんなと共演して以来4年ぶりでした。カメラが回っていないときの彼は、以前と変わらない姿で、自然と彼の周りに人が集まっていて、中心にいる。そこが彼らしいリーダー像で、むしろそこは変わってほしくないなと思っていた部分だったので、“人間・松田元太”が変わっていなかったのはうれしかったです。そんな中で、今回は単独主演としてスタッフさんや共演者さんを何気ない一言で笑顔にして、引っ張っている姿は初めて見る姿で、まぶしいくらい光を放つ人だなと感じました」

――視聴者の皆さんにメッセージをお願い致します。

「GWも終わって、疲れも出ているころかなと思いますので、ゆっくりテレビで見てください!この物語の最後、黒澤が感情をむき出しにするシーンはエモーショナルな瞬間で、そこは時代の移り変わり関係なく、どの時代にも通ずる“人と人とのお話”なので、ぜひ最後まで見ていただきたいです」

■プロデュース:橋本芙美

「長谷川さんとは『泣かないと決めた日』でご一緒させていただいて以来、まさに15年ぶりの再会でした。あの時、長谷川さんが25歳、私が30歳で、“お互いに歳とったねー”と、衣裳合わせで笑い合いました(笑)。『泣かないと決めた日』では、大手商社の普段はクールな社員でありながら、実はハッキングと盗撮が趣味というヤバい役どころをかなり振り切ってすてきに演じてくださいました。今回の黒澤という真野の元上司は、パワハラをしてしまった30歳の頃と、そこから9年の月日を経ての今、を見せる役どころなのですが、“いまだに刃を持っていそうだけど、実は今はどうなんだろうか?”と視聴者の皆さまにも思わせる含みを持った方に演じていただきたいなと思っていたところ、私の中で長谷川さんがストンときて、オファーさせていただきました。実際に演じていただいて、20代の頃とはまた違う、“15年歳をとった長谷川純”がすごくいい感じに役ににじみ出ていて、長谷川さんに演じていただけて本当によかった!と思いました。後半、真野と黒澤の対峙する場面があるのですが、そこはもう必見です!! 私は現場で泣いて編集で見てまた泣きました。ぜひ、お楽しみに!」
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