武田鉄矢が「コメ」発言の江藤拓農相の性格を自身ヒット曲を引用して“分析”　共演者も思わず感心

20日に放送されたフジテレビ系の情報番組「サン！シャイン」（月〜金曜午前8時14分）の冒頭、「コメは売るほどある」発言で批判を浴びている江藤拓農相について、スペシャルキャスター武田鉄矢があきれた様子を見せた。「ウケを狙ったのは分かりますが、あまりにセンスのない（言葉）」と突っ込み「『売るほどある』はよく使うパターンではありますよね。我が九州地方では」と語った。

江藤農相が「妻から怒られました」とも発言していたが、「妻は大事なキーワード。だいたい『妻から〜〜』と発言する時はろくなことがない」と続けた。

武田は福岡県の出身。江藤農相とは同じ九州出身だ。その土地柄にも触れた。「自分の持っているものに関して、人に自慢することを激しく嫌う風土。こういう人のことを福岡ではからかいながら、『あんたが大将』と言うんです」と切り込んだ。

「あんたが大将」は海援隊の1977年（昭52）のヒット曲で作詞は武田。MC谷原章介が「自分の歌じゃないですか」と突っ込むと、「歌の中に非常に優れた一文がありまして『白いまんまに手をあわせ、とうちゃんかあちゃん頂きますと、涙流して食べたことないそんなにあんたに何が解る』とあるんです」と語ると、スタジオは大受け。江藤隆美元運輸相の息子という2世議員という環境に、コメンテーターでジャーナリストの岩田明子氏が「言い当ててますね。すごいな…」と感心していた。