「家庭に踏み込んだりしない」原日出子“雪子”に感嘆と賞賛の声上がる…「あなたを奪ったその日から」5話

北川景子が主演する「あなたを奪ったその日から」の5話が5月19日に放送され、美海の存在を知った雪子の紘海に対する姿勢に「家庭に踏み込んだりしない」「子どもを持つ親を沢山見てきたんだな」など、感嘆と賞賛の声が上がっている。

食品事故で子どもを失った母親が、事故を起こした惣菜店の社長に憎しみを抱くなか、図らずも社長の娘を誘拐することになってしまったことから始まる、11年に及ぶ母の復讐と親子愛の壮大な物語を描く本作。

旭が立ち上げたスーパー・スイッチバックに就職することになった中越紘海を北川が演じ、紘海の娘・灯が死亡する原因となった惣菜店は廃業したものの、大手スーパー・タイナスに社員を引き連れ移籍、スイッチバックを立ち上げた結城旭に大森南朋。旭の次女・萌子だが紘海に娘として育てられた中越美海に一色香澄。

紘海をずっと見守ってきた勤務先の保育園園長・小石川雪子に原日出子。旭とともにタイナスで働く望月耕輔に筒井道隆。灯の死亡事故から10年以上にわたり、旭のことを追求し続ける週刊誌記者・東砂羽に仁村紗和。旭の長女・梨々子にセクハラ家庭教師の汚名を着せられ人生を狂わされた玖村毅に阿部亮平（Snow Man）。かつてセクハラの汚名を着せた玖村に再び接触を計ろうとする結城梨々子に平祐奈といったキャストが出演する。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

紘海の自宅を訪ねた雪子は、自宅前で出会った紘海の娘だと名乗る美海のことが頭から離れずにいた。自分が知る限り、美海が生まれた13年前、紘海は妊娠していなかったはずで、そうならば彼女は一体誰の子なのか――。そう思っていた矢先、学校帰りの美海が突然保育園へやって来て、戸惑う雪子に「聞きたいことがある」と切り出す。3歳以前の記憶がない美海は父親のことを知りたがっており、雪子だけでなく隣人の初芽（小川李奈）にも父親について何か知らないか聞いていた…というのが今回のストーリー。

そして雪子は紘海に連絡を取り“13年前、あなたは妊娠していなかった。血はつながってないのね…そのこと美海ちゃんは知ってるの？”と問いかける。「ごめんなさい」と謝る紘海を責めず、「少なくともあなたは子どもを不幸にするような人じゃないってのはわかってる。だからいつか話せる日が来たら話してくれる？　あの子がどこから来たのか」と優しく語りかける雪子に視聴者からは「雪子先生、保育士としていろんなご家庭見てきたから察しがいいし、そしてそれぞれのご家庭に踏み込んだりしないんだよな」「雪子先生さすが保育士って感じ、、、子どもを持つ親を沢山見てきたんだなって、ほんとにいい先生だ」「雪子先生はさすが大人というかなんというか。グイグイ踏み込んで来ないのがありがたい」などの反応が上がる。

一方、梨々子はマッチングアプリを介して玖村と再会する。「俺だとわかって誘ったのか」とその場を立ち去ろうとする玖村に「謝りたかった」と切り出し、“なんでこんなに自分の性格がねじ曲がったのが知って欲しい。ほんの少しでいいから話聞いて”と懇願する…。

この展開には「玖村くん、莉々子についていくなよ…」「あぁ玖村くん話聞いてる優しすぎるよ」「梨々子にあんなひどい事されたのに玖村くん話し聞くんかい」などの声が多数SNSに寄せられている。

【第6話あらすじ】
「yukiデリ」の調理責任者だった鷲尾（水澤紳吾）の告発動画は、紘海たちお客様相談室のメンバーに大きな衝撃を与えるが、旭はデタラメだと言って取り合わず、旭が10年前のアレルギー事故について何か隠し事をしていると疑う望月にも「俺はお前に隠していることなんかない」と断言する…。
「あなたを奪ったその日から」はカンテレ・フジテレビ系にて毎週月曜22時〜放送中。



（笠緒）