タレント伊集院光(57)が19日深夜放送のTBSラジオ「伊集院光 月曜JUNK 深夜の馬鹿力」(月曜深夜1時)に生出演。女優永野芽郁(25)がパーソナリティーを務めるニッポン放送「永野芽郁のオールナイトニッポンX(クロス)」が終了したことについて言及した。
永野は自身の不倫疑惑報道の中、先月29日の番組冒頭で55秒間の経緯を説明していた。伊集院は永野番組終了を惜しんだ上で「全然笑いごとにはできないんだけど」と前置きして切り出した。
「ラジオパーソナリティーとしては、あそこで立つっていう。集中砲火の中、いろんな評価あると思いますよ、あの不倫はあったんだっていう人と。すごいファンで、すごく清いのにあることないこと書かれてああなっちゃったと。いろんな意見の人がいるから分からないけど、俺は単純に、自分がラジオをやる人としてまね出来るかどうかっていう部分で言うと、自分がそういうみんなが一斉に非難してくるスキャンダルの中で明るくラジオを何回かやったことはすごくて。このままいくとすると、すごいなと思ってた最中の『そうなんだ、やっぱり駄目なんだ』みたいな、感じだね。駄目なんだね、やっぱりね」と本音を吐露した。
続けて「こういう、永野さんにしても、フワちゃんにしても、時代の超人気者でも何か1回つまずくと駄目なんだっていうことは、恐らくもっともっとこっちの方が肝に銘じていかなきゃいけないんだなみたいな」と語った。
永野に代わり、同時間帯は元ニッポン放送アナウンサーの荘口彰久(57)が代役を務めた。伊集院は「急に出ないんだってなってニッポン放送の知ってる人に聞いたら『まだ誰か代わりも分からないらしいよ』ってワーってなってたから、あんときは俺は呼ばれれば行くと。呼ばれれば行くし、出方としても伊集院として出てほしいか、1週だけ永野芽郁になりきってほしいって言われれば、それも何とかするつもりではいたけど、呼ばれなかったのと」と胸中を明かした。
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永野の番組は月曜深夜0時で、同番組は同深夜1時開始。「スケジュールが少しかぶってるんだと思う」とおどけた上で「こっち(同番組)を永野さんにやってもらうっていうね」と明るく振る舞った。
永野の所属事務所はこの日、「一連の報道により、関係各所への多大なるご迷惑およびご心配をおかけしていることを鑑み、本日5月19日(月)の放送より、同番組への出演を辞退させていただくことになりました」と明かした。同局は「今後の出演辞退の申し出があり、ニッポン放送として番組を終了することにいたしました」と発表し、夕方までに番組表から永野の画像などを削除していた。3月の初回放送から約2カ月、わずか7回の放送で幕を閉じる形となった。
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