ソニー“着るエアコン”から新型　従来比2倍の吸熱性能を実現

　ソニーが、“着るエアコン”「レオンポケット」のハイエンドモデル「レオンポケット プロ（REON POCKET PRO）」を発売した。全国のソニーストアやヨドバシカメラ、ビックカメラ、ハンズなどで取り扱っている。

　レオンポケットは、首元に装着しスマートフォンで遠隔操作することで、接触部の体表面を冷やしたり温めたりすることができるウェアラブルサーモデバイス。2020年7月に発売された。
　新型レオンポケット プロは、本体装着を検知するセンサーと独自のアルゴリズムを新たに搭載。冷温部の状態やユーザーの着脱動作を感知する機能により、冷却・温熱の自動切り替えの精度を高めた。さらに2つの独立したサーモモジュールを搭載することで、冷温部面積を従来比約2倍に拡大したほか、新開発の放熱ファンとアップグレードしたバッテリーにより、従来比最大約2倍の吸熱性能と最大約2倍の駆動時間を実現した。本体カラーは、ビジネスウェアに合わせても目立ちにくいライトグレーを採用。側面には操作ボタンを搭載し、スマートフォンが使えない場面での基本操作を可能にした。
　本体と専用ネックバンドのセットと、本体、内蔵のセンサーで周辺環境の温度や湿度を計測するウェアラブルデバイス「レオンポケット タグ」、専用ネックバンドのセットの2型をラインナップ。アイテムはすべて、オープン価格で展開している。