萩原利久が夫役に 山下美月主演「殺した夫が帰ってきました」特報映像も解禁

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2025年05月20日 18:31  cinemacafe.net

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「殺した夫が帰ってきました」©桜井美奈/小学館 ©2025 WOWOW/FCC
山下美月主演の連続ドラマW-30「殺した夫が帰ってきました」に萩原利久が山下美月の夫役として出演することが分かった。

本作は、2021年に小学館より刊行された桜井美奈の同名小説を原作に、DV夫を殺した妻の前に“殺したはずの夫”が現れるという衝撃のサスペンスミステリーだ。

そんな本作で主人公・鈴倉茉菜(山下美月)が“殺した夫”鈴倉和希を演じる萩原利久。山下とは、「電影少女 -VIDEO GIRL MAI 2019-」(2019年・テレビ東京系)でのW主演、「降り積もれ孤独な死よ」(2024年・日本テレビ系)での共演以来、3度目の共演となる。

萩原は山下との共演について、「初めての共演は5年前。その時は高校生とAIの女の子、今回は殺された夫と殺した妻という、特殊設定での共演が続いていて(笑)。だから山下さんとの共演シーンは、重い会話や難しい局面が多いのですが、ご本人はすごく明るくてたくさん笑う方で、シリアスなシーンの撮影でも、直前まで話していて、本番に入る瞬間すっと役に入れるのが、いつ見てもすごいなと尊敬しています」と信頼をにじませる。

また、オファーがあってからすぐに原作を読んだという萩原。「寝る前に読み始めて、面白くてやめられず、そのまま朝になっていました。その段階でかなり難しい役だと想像できましたが、挑戦したいと強く思いました」とストーリーの面白さに引き込まれたと語る。

鈴倉和希という役柄については、「和希には“DV夫”という、気性の荒い絶対的なキャラクターがありますが、僕が主に演じているのは記憶を失くしてからの現在の和希。だからどちらかというと現在の姿で和希のキャラクターをとらえて、茉菜と再会した時から和希という人が少しずつ出来ていくイメージで、かなりフラットに演じました。タイトル通り“殺した夫”なので、クリーンな人物に見える必要もない。演じる上で、サスペンスとしての見せ方と和希のリアルな見え方とのギャップのちょうどいい塩梅を探ることが難しかったです」と語っている。

さらに「出来事は、予想外のものが続きます。考えながら見てもらうのも、シンプルにこのひねったタイトルを受け取って見ていただくのも、どちらも楽しめると思います。初めから最後まで、さまざまなところが互いに作用し、すべてがつながっていくので、1話から最終話まで、できるだけ画面だけに集中できる環境で見てほしいです」と視聴者に向けてメッセージを寄せた。

この度特報映像も解禁。殺したはずの夫・和希が再び目の前に現れた際の茉菜の驚愕の表情から始まる映像には、土砂降りの雨の中、和希を崖下に突き落とす茉菜の衝撃的な場面や、暴力夫だった過去の和希と、記憶を失くして別人のように穏やかな現在の和希の姿が対照的に映し出されるほか、物語の重要シーンの数々が緊迫感満載に散りばめられている。

連続ドラマW-30「殺した夫が帰ってきました」は7月11日(金)より毎週金曜23時〜WOWWOWにて放送・配信開始(全6話)。




(シネマカフェ編集部)

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