画像提供:マイナビニュース東京都交通局は20日、鉄道車両のデザインを多く手がける水戸岡鋭治氏の協力を得て、都電荒川線(東京さくらトラム)の車両8500形を特別デザインでリニューアルする「都電(TODEN)車両リニューアルプロジェクト」を始動すると発表した。
リニューアルのコンセプトは「楽しい都電」。内装に木材を多用し、多様なパターンにデザインした座席を導入する。外装は、かつての都電をほうふつとさせる山吹色を取り入れ、懐かしさと新しさを兼ね備えた車両をめざす。
プロジェクトの実現に向けて、都営交通において初というクラウドファンディングも実施。目標金額は1,700万円とされ、支援金額は3,000円から50万円まで。支援者に車両デザイングッズや車内名称記載権、お披露目式への招待などの返礼品を用意する。
クラウドファンディングの受付期間は5月23日正午から7月22日まで。リニューアル車両の運行開始は2026年春頃を予定している。(佐々木康弘)