“最高の二度寝”をするには…アラームの設定時間がポイント　睡眠コーチに聞いた快眠法【Nスタ解説】

毎日の買い物などで見かけるお値段から世の中の動きを読み解く「きょうのお値段」。睡眠を1分多く確保できたら、年収が約3800円アップするということです。睡眠コーチに“快眠法”を聞きました。

【写真を見る】睡眠コーチに聞いた“最高の二度寝”

睡眠時間が1時間増えると、年収アップ

出水麻衣キャスター：
アメリカの研究によりますと、睡眠時間が1時間増えると日中のパフォーマンスが上がり「年収が約5％アップする」という結果になったということです。

この研究に基づいて日本人の平均年収がどのくらい増えるか計算すると…

【日本人の平均年収 約460万円（国税庁HPより・2023年分）】
・睡眠が1時間増えると約23万円アップ
・睡眠が1分増えると約3800円アップ

睡眠時間が長いほど収入が増えるようです。

スリープコーチに聞く“良い睡眠”

出水キャスター：
では、“良い睡眠”とはどのような状態なのでしょうか。

トップアスリートやアーティスたちの快適な睡眠をサポートする、オルソスリープアカデミー代表理事でアスリートスリープコーチの矢野達人さんに聞いたところ「日中、眠くならないこと」だといいます。

タレント・俳優 青木さやかさん：
でもお昼ご飯を食べるとやっぱり眠くなります。

出水キャスター：
青木さんに睡眠のお悩みを聞いたところ「寝付きをよくするために疲れる努力をしている」ということですが…

タレント・俳優 青木さやかさん：
走ったり、歩いたり、眠れるまで体力を使っています。

出水キャスター：
青木さんの、睡眠のための努力について、スリープコーチの矢野さんに聞いたところ「疲れる努力はアリです。毎日 同じ時間に眠れていればOKです」ということです。

つまり体が疲れて寝ることと、青木さんの睡眠習慣が合致して、同じように眠くなればOKだというのです。

タレント・俳優 青木さやかさん：
日によって寝付けない日もありますが、最近は寝るために「絶対に疲れるんだ」という気迫があるので、比較的眠れるようになりました。なので昼間は大変です。「体力使わなきゃ」と思うので。

出水キャスター：
日中、なかなか昼寝のために時間がとれなくても「目を閉じるだけで」効果はあるそうです。

人は情報の80％を視覚から得ているので、日中は情報が入りすぎて、アクセル踏みっぱなしの状態が続いているそうです。昼寝はできなくても、「2分間ほど目を閉じる」ことで脳が休まるということです。

“最高の二度寝” アラームの設定時間がポイント

出水キャスター：
皆さん、二度寝をすることがあると思います。番組スタッフの午前6時すぎのアラーム時間を見てみますと、20分後や3分刻み、起きる前は1分間隔で設定しています。

“最高の二度寝”についてスリープコーチの矢野さんに聞いたところ、「二度寝はOK。アラームは起きる時間の20分前にかけると良い」といいます。

朝の睡眠感覚は20分周期なので、起きる時間の20分前にアラームをかけると“最高の二度寝”ができるということです。

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