Googleが5月21日、生成AIを使った画面共有機能「Gemini Live」を、AndroidとiOSに無料で提供することを発表した。
Gemini Liveは、テキスト入力せず音声でAIと会話をしたり、スマートフォンのカメラで画面を映しながら相談したりできる機能。カメラの画面共有機能を活用すれば、壊れた家電の修理方法や買い物のアドバイスを聞く、今日着ていく服を選んでもらう、創作活動のアイデアを出してもらう、といった利用が可能だ。Gemini Liveの会話の長さは、テキストベースの会話よりも5倍長くなっているという。
これまで、Gemin Liveの画面共有機能はGoogleのPixelシリーズやSamsungのGalaxyシリーズなど、一部のAndroidスマートフォンで利用できたが、5月21日から全てAndroidとiOSのユーザーにも提供する。なお、全てのAndroidに提供することは4月に発表していた。
Gemini LiveはGeminiアプリから利用できる。アプリを起動したら、画面右下に表示されるGemini Liveアイコンをタップし、Gemini Liveの画面左下のビデオアイコンをタップすると、カメラで映した画面の共有が可能になる。5月21日10時30分時点でiOS 18.5のiPhone 16 Proにて確認したところ、画面共有機能はまだ利用できなかった。今後、Geminiアプリのアップデートで対応するものと思われる。
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今後数週間で、Gemini LiveはGoogleのアプリと連携して、より便利に使えるようになる。例えば、友人との外出の予定を立てる際に、Gemini Liveに詳細を相談するだけで、その内容をGoogle カレンダーに反映してくれるという。現在、Google マップ、Google カレンダー、Google ToDo リスト、Google Keepとの連携を開始しており、今後、多くの連携機能を提供する予定だ。
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