「パパ、頭のお医者さんなのになあ……」
脳外科医のお父さんと、頭をぶつけた3歳の娘さんとの、切なくも笑えるやりとりが話題です。
脳外科医として働く「しなぷしゅ」さんは、このほどXに、3歳の娘さんがテーブルに頭をぶつけたときのやりとりを公開しました。
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3歳児「パパ〜、頭ごっちんした、ひやす〜」
脳外科医ワイ「みせてごらん」
3歳児「やだ、ひやす」
脳外科医ワイ「パパ、あたまのお医者さんだから、みせて」
3歳児「やだ、保育園の先生がごっちんしたら冷やすって言ってたの!」
脳外科医ワイ「いやでもパパに」
3歳児「もうやだ!あっち行って!」
“あたまのお医者さん”であるしなぷしゅさんのアドバイスがあれば、娘さんもとても安心……かと思いきや、選ばれたのは保育士の先生でした。
脳外科医のパパのアドバイスより、保育士の先生。とにかく「保育士の先生しか勝たん」とばかりの勢いで、しなぷしゅさんを拒絶しています。「あっち行って!」という最後の一言が、とても切ないです。
仕方なくしなぷしゅさんは娘さんに保冷剤をパス。すると娘さんは喜んで頭に当てていたとのこと。「ずっと当ててると『冷たくなっちゃった〜』と言うので、また改めて『見せて〜』って言って見せてもらいました」と、無事に見ることができたと話します。
娘さんはパパが医者であることは分かっているそうですが、医者が何をするのかは今ひとつ分かっていないのだとか。しなぷしゅさんは「予防接種で小児科に行くことが多いので、注射する人のことと思っているかもしれませんね」と話します。
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娘さんからすれば「注射するだけの人が、何を知ったように!」という感じなのかもしれません。脳外科医なのに……。
とはいえしなぷしゅさんは、保育士さんたちには感謝の気持でいっぱい。
「仕事柄、保育園に預ける時間が長いことが多いのですが、娘も安心して過ごせているようで、とても助かっており、ありがたいと思っています」
ただ娘さんが保育士さんに信頼を寄せるあまり、お迎えに行くと「まだ帰りたくない〜」と言われることもしばしば。そのときは「悲しいやら、頼もしいやら……笑」と複雑な気持ちになるとのことです。
ちなみにしなぷしゅさんに、子どもが頭をぶつけたときにはどうすればよいかをうかがってみると「まずはいつもと同じ様子かどうかしっかり観察していただき、特に変わりないようでしたら心配ないと思います」とアドバイスをくれました。
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一方で「嘔吐、けいれん、いつもよりぼんやりしている、元気がない、頭をすごく痛がるというようなことがあれば、すぐに病院を受診していただければと思います。ぐったりしていて意識がないとか、何回も吐いている、というような場合は躊躇わず救急車を呼んでください」とのことです。
<記事化協力>
「しなぷしゅ」さん(@Pfdd2Y)
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025052105.html
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